自分の性別がわからない。私はいま高校一年生の女ですが、中学生の頃から男になりたいと思っています。だけど、心が男とかそういうわけでもないし

当方男で、アスペで、別に女になりたいわけでも女装したいわけでもないけど、性自認で「男性寄りに中性」とかあればいいなと思っている中年です。私の母親もあなたと似ていて、宝塚とかみたいなサバサバした女の人が大好きな還暦超えたおばちゃんです。まあ性自認はおそらく女だとは思いますが、女っぽい女は苦手な人です。

男っぽい女の子って、案外男からも女からもモテるので、いちいちカミングアウトしないでボーイッシュな女の子を装って生きていけば楽かもしれませんよ。そう割り切れない、どうしても性自認が男だというなら、病院で診断受ければいいと思います。あと余計な誤解受けるといけないので、たとえ親しい友人でも「性自認が男かもしれない」は言わない方がいいと思います。

LGBTなんて言葉流行ってますけど、「虹」なんですから曖昧でもいいんじゃないかと思います。

長くなります……
初めまして。自分はノンオペですが、改名だけ済まして月１でＧＩＤクリニックに通院している、ＦｔＭ（体が女・心が男）として生きている者です。

ＧＩＤ（性別違和）の方々は物心ついたころから性別に違和感を感じている方が多いです。
自分も物心ついたころから女として扱われることがひどく不快で、関係ないとは思いつつも生理的に女の子の装飾品であるリボンが気持ち悪くてたまりません。
また、今となっては覚えていないものの幼稚園児の頃、母に「本当は男だったけど、お姉ちゃんが妹が欲しいって言ったから、生まれるときに女になってきたんだよ」なんて言ったらしいです（母から聞いた時は驚きました）

だから「あなたはＦｔＭじゃない！」とは言いません。物心ついたときは生まれ持った性別に納得している方もいない訳ではないですし、今の時代は性別に関して多様化している訳ですし。

ただ、お手紙を読ませていただいた直感なのですが、お手紙の内容から男になろうとするのは危険に思えます。
※性転換手術は、精神科医二人以上の許可をもらったうえで２０歳を越えるまではできないですが……

女友達が苦手と言いますが、男にも女同士のようなややこしい友達関係になる男はいますし、女性でも小瓶主さんが思う男のようなサッパリとした友人関係を築ける方もいるので、そこは性別で一概に語れるものではありません。
服装も、今はボーイッシュな婦人物やフェミニンな紳士物も多く、小瓶主さんが気付いていないだけでそれは性別とは関係ない好みかも知れません。

長くなってしまいましたが、お手紙を読ませていただいて一番にお勧めしたいと思ったことは「精神科（できればＧＩＤを専門に診ているところ）への受診」です。

もちろん、そこの医者医者にもよってはしまいますが、よほどのやぶ医者でなければ「来院したから、絶対性転換手術をしなさい」とか「あなたのそれは性格だから性別違和ではないですよ」とかは言わないです。
性別に悩み、来院し、「やっぱり自分は体の性別ではないな」と確信して手術に向かう方もいれば、「あれ、案外性格の問題だったのかもしれない」と思い、手術をしない方向に進む方もいます。
ですので、性別に悩みがあるのなら受診をしてみるのが良いかと思うのです。

また、余談ですが性転換手術は数百万と言う費用が掛かるほか、ホルモンを作る器官を取ってしまうので定期的に病院に行って注射をする必要が出てきます。
※男性ホルモンは薬では摂取できず、かといって家で勝手に注射できるものではないので必ず病院で筋肉注射を打ってもらいます。
そして、性転換手術後に慢性的な体の不調を訴える方もいたり、思っていた生活にならずに気を病んでしまう方、ホルモンを定期的に摂取できずにうつ状態になってしまう方、上記の理由で自ら命を絶ってしまう方もいると聞きます。
※ちなみに、自分は手術の費用が用意できないこと・大好きな親からもらった健康な体にメスを入れること・定期的にホルモンをうちに行ける生活ができるか不安だったことなどが理由で、改名だけして理解してくれる人たちの中で「女っぽい声や顔つきの男」として生きさせてもらってます

ご自身の気持ちの状況、手術の費用やリスクなどを考えたうえで、ご自身の生き方を決めていただければと思います。
お悩みは深刻ですが、どうか焦って間違った決断をなさらぬよう……

確かにあなたは精神面が男性な気がします、どちらにしても今の性を大事にして頂きたいですし、人生だって、最終的にどう生きるかはあなたが決める事なので、悔いの無い選択肢を選んで強く生きて下さいね！