同性愛の人が書いてることを承知でお読み下さい。内容は同性愛に偏ったものではないのですが、嫌な方はお気をつけください。独り言気味です。
今、桜の画像を見た
夜桜の時の出店で一緒に食べた
普通のより高すぎるよ
たこやきの匂いが蘇る
今、花火の画像を見た
会場のどこかに居たんだって
電話くれればすぐ駆け付けたのに
煙の匂いが蘇る
今、高校のセーターを見た
たまに一緒に帰ったよね
レシートまだ財布の中にとってるの
寄り道のマックの匂いが蘇る
今、卒業式の写真を見た
顔すんごい赤いじゃん
お互い恥ずかしいんだよね
胸ポケットの蘭の匂いが蘇る
キミと自分は大学生になった
電話越しの声は
話は
会話の内容は
こんな感じだったっけ？
キミは変わるの？
自分は変わらないよ
自分は変われないよ
未だにキミのことばっかり。
いっつもね、
すました顔して歩いてるけどね、
キミを探してるの。
さりげない感じで探してる。
キミから見つけられても
動揺しないように
しれっとした顔でさ。
嬉しさが顔とか色々んなとこに
出ちゃってるかもしれないけど。
キミの瞳の中に自分が
映ることは決してないよね。
変わっても変わっても好きだよ。
大好きだよ。愛してる。
もし必要って言ってくれたら
キミのためならなんでもしてあげる。
キミが幸せになれるなら
キミが自分に笑ってくれるなら
全部全部叶えてあげる。
キミを涙にさせるものを
全部無くしてあげたっていい。
寂しいって言うんだったら
キミと自分の家は相当遠いけど
真夜中に言われたって
親にすっごい怒られたって
帰ってくんなって言われたって
必ず、本当に絶対飛んでいく。
すぐ行くよ。すぐだから。
好きすぎるんだ。愛しすぎてるんだ。
こうやって書いてるうちに
涙がどんどん溢れ出すよ。
言えない言葉
言えない思い
いっそ涙になって綺麗さっぱり
流れてくれたら夜を静かに
泳ぐように消えるように
眠れるだろうに。
さぁ、夜のキミが消えた頃
自分は朝に眠ろうか。
ゆず
