助けを求めるのはいいです。
ただその前に、自分がどうしたいかもう少し考えてはっきりさせましょう。
「助けて」と言うのに、いざ助けの手を差しのべると応じない人は結構います。
働きたい、と言うのに、いざ職業訓練施設などの申込書を見ると書かずに、やっぱり俺はいいですと断ってしまう人とか。
DV夫で悩んでいるのに、別居や離婚の提案には「でも、だって」とあれこれ理由をつけて尻込みして、結局現状維持を選択してまた殴られてしまう人とか。
そういう人は、「働かなければ駄目」とか「暴力男からはすぐ逃げろ」というような一般論を聞いて焦っているだけで、1番肝心な自分自身の希望や意見、覚悟などが無いのです。
どんな善意ある人も支援者も、意見も覚悟もない人を助けることは出来ないのです。
あなたの心をひもときましょう。
本心は、生きたいですか?それとも、心から死にたいですか?
生きたいとしたら、どこで生きたいですか?
今いる場所ですか?それとも転職や引っ越しをしてまったく違う土地で暮らしたいですか?
今一番足りないものは何ですか?
家族の理解?友達の理解?お金?時間?別れたけど未練が消えない元カレ?
死にたいとしたら、何が原因ですか?
その原因さえなくなったら、まだ生きてもいいと思えますか?
死にたいけど死ねない理由がありますか?あるとしたらそれは何ですか?どうしたら、その死ねない理由は消すことが出来ますか?
いつどこで死にたいですか?
ご遺体を見つけて欲しいですか?
最期に、言葉を伝えておくべき人はいませんか?
その答えによって、頼るべき人や場所、準備などが違うはずです。親族か友人か会社の上司や人事課か、病院か、それとも行政サービスか。
自分の心が決まったら、それに合う立場の人に気持ちを伝えて下さい。
大事なのは覚悟です。この空しさから必ず抜け出すんだ、今より幸せになるんだと、あなた自身が強く思い、自分と約束して下さいね。