心から信頼出来る人って、それこそ死ぬ間際にわかるんじゃないでしょうか。
何年も側にいて、死ぬ前に「ああ、あいつは俺を裏切らなかった。生涯良い友でいられた」「旦那とずっと仲良くやってこれて良かったな」なんて心から思えるものなのでは。
ほとんどの人とは、ほんの10年20年くらいの間に自分も相手も変わり、疎遠になったり絶交したりしている。
そういう関係は信頼ではなくて、ただ相手が好きだから信じていたかったという自分の願望に過ぎないと思います。
あなたがダメと思った相手が、元々不誠実だったのか、最初は誠実だったけれど何かがきっかけで不誠実になったのか、それともあなた側に何か落ち度があって見捨てられたのか、私にはわかりません。
でもひとつ言えるのは、世の中ダメなパターンの方がずっと多いんだよってことです。死ぬまで濃い付き合いで繋がっていられる人の方が希少なんだから、ダメなパターンで絶望する必要はありません。
あなたにとってはショックで世界の終わりのように思うかもしれないけど、他人との繋がりが切れるのはありふれたことです。あなたが特別愚かだったわけではないし、価値がない人だったわけでもありません。
自分が明らかに何か悪いことをした絶縁なら、もちろん反省は必要ですが。
1人を失って壊れてしまうような人は危ない。
あなたみたいに命を放り投げようとしたり、苦しさの隙を狙って甘い言葉で入り込んでくる悪い奴の手をとったりしてしまいます。
そうするとどんどん幸せから遠ざかっていきます。壊れそうな不安定な人は警戒されてしまうからです。
信じたいと思った、相手のいい所はどんな所だったのでしょうか。
そのきれいな思い出だけ覚えておいて、次に見つけた大切な人をまた大切にしてあげればいいと思います。