大好きなミュージシャン。
10年以上、ずっと好き。
きっかけは、高校2年の時から付き合ってた彼氏。
大学3年の時に別れるまで、
会うたびによく一緒に聴いてた。
車の中で流したり、
プレゼントにCD貰ったり。
カラオケの定番でもあった。
だからかな。
最近、気づく事があった。
ライブを『楽しまなきゃ』と思ってる自分がいた。
一緒にライブに行った人の前で、そのミュージシャンが好きなように振る舞う自分がいた。
歌を聴いて、なんとも言えない気持ちが込み上げる。
感動とは違う、切なくて、触れてはいけない部分に触れてしまったような痛みのような、
うまく伝えられない気持ち。
私は、そのミュージシャンに彼との思い出を見ている。
忘れたくて、忘れようとして、
忘れられなくて。
もう8年くらい経つのかな。
私はまだ前に進めないでいる。
ダメだなぁ、私。
この歌のヒロインのように、
愛されてみたいな。
あの歌の主人公のように、
私のことを思ってくれていたらなぁ。
どんなに幸せだろう。
きっと、幸せだったんだ。
大切な過去たち。
大切にしすぎてしまったかな？
前に進めない。
どうしたらいいんだろう。
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グレープフルーツ
それほど前に進みたい理由はなんだろう？
大切にしすぎるほどの過去があること。
すごく素敵なことだと思う。
大好きなミュージシャンに自分の過去を重ねて辛くなるほど、鮮明な経験をしたこと。
私には羨ましい。
忘れたい理由はなんだろう？
忘れようとしている理由はなんだろう？
忘れられない理由は・・・？
ムリに進もうとしなくていいし、過去を振りきろうと突っ走って生きなくてもいい。
あなたはあなたのままで。
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