人間関係、夢や人生、皆が悩んでいる事は同じだよね。
自分自身が自分を一番分かって無いのも、皆が同じなんだよ。
違うのは、捨てる勇気だと思うんだ。
間違いなく、全ての物を手に入れた者はいない。
だから、皆が悩んでいる。
自分が駄目な人間だと思っているなら、君は間違っていないよ。
とことん駄目になってみようよ。
そしたら、離れて行く人、捨てなきゃならない人や物が見えてくる。
それは、迷い無く捨てよう。
不安とか、世間体とか、人情とか、恐怖とか、いろんな事が君に襲い掛かるけど、捨てる勇気を持とうよ。
そうしたら、1つだけ欲しい物を選ぼう、夢なのか、金なのか、愛なのか。
それを大切に心に持って、少しだけ、ほんの少しだけ頑張ってみる。
すると、誰かが君に話し掛けてくる。
大切に心に締まった物について。
そうしたら、一歩踏み出そう。
「大切な物は掴む物ではない、誰かに掴まされる物だよ。
君じゃないと駄目だってね。」
人生は、望むのとは逆になる事が多いよね。
だから、大切な選択は君の心とは逆を選ぼう。
君の望みは、誰もが選ぶ事だよ。
逆を選ぶから個性が出る。
舌切り雀のツヅラや、金と銀の斤の様にね。
自分が駄目な人間だと思っている君。
そんな君だから、掴めるのさ。
本当の何かが。
【小瓶主さんからお返事きたよ】
小瓶主です。
一通目様、有り難う御座います。
捨ててはならない自分と、捨てなければならない自分というのも有りますよね。
その境界線は、君の心とプライドが知っているさ。
捨てる事で変わっていく君を、周囲は「薄情」とか、「馬鹿」とか、罵ったり嘲笑うでしょう。
でも、薄情で馬鹿なのは周囲の方なんだよ。
だから、生きる事が息苦しいんだよね。
君は何かを為すために、立ち上がっただけ、そうなるしか選択は無かったのにね。
社会不適合な人なんかいないんだよ。
社会が君の良さに気付ける度量が無いだけさ。
良い例は、責任の取れない奴ばかりじゃないか。
「取り返しのつかない過去も、
重たい現実も、
変える事も、
生まれ変わ事も出来ないけど、
明日の自分だけなら、
変えられるものだよ。
少しだけ楽しみな、そんな未来に。」