私だけが必死になってる。夜間の専門通って、昼間はフルタイムで安時給で働いて、通信制の短大も通って…でもきっと夢なんて叶わない。夢が叶う人は恵まれてる人だ。元々金持ちの家に生まれた人は働かなくても生きていけるし、働かなくて生きられるってことはその分時間が余ってる訳で、それだけ勉強にも差が出てくる。
勿論、そんな甘い人達に負けたくない。全て自力でやってる私が夢を勝ち取りたい。とは思う。でもやっぱり、そんなのは現実的じゃない。努力すれば報われるとか、報われなくてもそれまでの過程が大事だとか言われてるけど、どっちも無意味だ。
どうしようもなく涙が溢れてきて、それが悲しいのか悔しいのか自分でも分からない。
もしかしたら、誰かに相談しなさい。って言われるかもしれない。でもそんなこと絶対にしたくない。親にも友達にも自分の弱い部分なんて見せたくない。弱みを握られるなんて耐えられない。
だから、結局自分次第なんだってことは分かる。でもそうやって自分自身に言い聞かせるのは、もう限界だ。
私という人間がいなくなればいいのに。
長くなります。
「自分の力で手に入れた物だけが、自分の物だ。」と本田宗一郎に言われた事がある。
金持ちの子には苦労は無いというのは誤解です。
金持ちの子供が良いなと思うのは、学生までなんです。
親の会社に入れば、現状維持か事業を拡大しなければ、馬鹿息子と呼ばれる。
肩には従業員の生活と家族がのし掛かる。
娘なら親が望む結婚をしなければ、家族では居られるが相続人には成れません。
夢は苦しくて、辛くて泣きたくなるけど、0からスタートして成功するまでの過程が楽しいんですよ。
もうそれは、麻薬ですよ。
お金じゃなく、また夢を見たいし、挑戦したくなる。
皆に笑われ、馬鹿にされる。
それが、或日を境に一変します。
皆が称賛するし、皆が摩り手で寄って来ます。
その最たる者は銀行でしょう。
苦労してきた人間は確かに忍耐力がありますが、本当は苦労する事で、相手を見極める力が付きます。
威張らず、慢心せずが、身に付きます。
人より少し金儲けが上手くて、自分だけの仕事を持たない成金はここで失敗します。
誰にでも必ずチャンスは来ます。
見逃さず、怯えずに掴んで下さい。
今は苦労して、チャンスを見極めるアンテナを磨いて下さい。
苦労をして、チャンスの数を増やして下さい。
苦労の数とチャンスの数は比例します。
夢を叶えた先輩からのアドバイスです。
私も貧乏で、高校と大学を働きながら通いました。
貴方の様な人が、この国の希望です。