『小さな映画』
短い物語の続き
霞んでいたいつかはもう
やってこない時の跡
暗がりな空間に静寂
まだ追いかけている
淡い幻想のスクリーン
すべてに触れる事は
誰にも許されない
だからどんな手も
たくさん感じていたい
それを確かめるように
今日という今に居たい
息をして
僕達は存在した
それはとても素敵な
世界じゃないけど
誰も夢なんて見ないけど
息をして
僕達は存在する
人は涙を流して
それでも明日を眺めて
必死で探してる
名前が無かったのは
あなたや君だったのかな
不幸を生み出した欲望
それでもって望むのかな
よく晴れた日に感じる
風は色までつれてくる
遠い国の乾いた大地
でも僕の街乾いた景色
大人は泣かないけれど
子供は笑顔を忘れない
耳や心を塞いだら
声のない詩となるように
まぶたの裏で
あの日に戻る
そこはまだ温かい響き
膨らむ雲の流れ
まぶたの裏で
あの日に映る
聞こえないのは父の影
薄れていくのは時の運命
気づけば新しい朝に
同じ毎日を見ている
それぞれが違うけれど
一人一人は描いている
結末なんてないから
終える意味もないから
ただずっと映していたい
ひとりぼっちだとしても
君一人だけでは
この一瞬も
再生されないのだから
2008.5.11.22時
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ななしさん
いつも素敵な詩をありがとうです(*^_^*)
ななしさん
<font color=#ff0000>投稿者さんからお返事きたよ</font><br>
いつも読んでもらえて嬉しいです。
ありがとうございます。
つまらない詩ですが、コメント本当に嬉しいです。
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