日が暮れてくよ、たっしゃでな
今日も一日生き抜いた
それがあたりまえでないことを
突然気づいた、あの時
カラスが風切って飛んでった
私は目だけで追いかけた
光を映した白いカラスは
羽ばたいた、
切り抜かれた空へ-
日が暮れてくよ、たっしゃでな
耳奥 揺れるその唄も
明日になるころは忘れてるよ
だから、今言うよ
たっしゃでな
あかくかがやく街角で
叫ぶように何かを呼んだ
動かぬ瞳に映す世界は
そんなもの、
そう、そんなものよ
最後の夕日が落ちてゆく
金にせまる笛の音が
私の鼓動を呼んでいる
また逢ういつかを願いましょう
日が暮れてくよ、たっしゃでな
たっしゃでな
蒼風そよぐ空の下
遠く抜けた声忘れないよ
だけど、今言うよ
たっしゃでな
--たっしゃでな