私と創作の話です。
宛メに登録なさっている方の中にも、小説の執筆に情熱を燃やしている方っていらっしゃいますよね! 私も、創作大好き娘です。
さて、創作家同士の話し合いの中で、よく、「キャラがひとりでに歩き出すことがある」と言うのが話題に上がります。
どれだけきちんと設定を作っても途中で勝手に動いちゃう時があるんだよねぇ、と(笑)
実際、私もそれで困ることがあるのですが……はっとさせられたことも多いのです。
自分で自分にはっとさせられることになるわけですから、考えると変な感じですが……キャラって「私であって私でない」ような不思議な人たちなんです。
私は悩んでいました。
そのキャラには使命があって、挫けるようなことも多いのです。そんな彼をいつも助けてくれるのは村の長老でした。
長老は威厳と温かみに満ちていて、彼を諭すのではなく、いつもささやかな解決への種を植えてくれるような存在で。
彼はいつも助けられてばかりです。
だから私は、「彼は返しても返しきれない恩に押しつぶされそうだ」と思っていたんです。
私の場合、助けられてばかりだと逆に羞恥を覚え始める性格なので。
頭の中では「もしかして僕は、あなたに感謝して生きていく一生を送るのかな」という彼の心の台詞が消えません。
彼と長老の関係を、果たしてどうすべきか。長老の出番をもっと削るべきか……。
悩んで、悩んで、悩んでいたら。ある日、頭の中で台詞の続きが生まれたのです。
「それって、なんて贅沢でなんて素敵なことだろう」
頭の中の彼は、情けなさそうでも悔しそうでも申し訳なさそうでもなく、だからといって満面の笑みではなく。
長老の小さな背中を眺めてながら、少しだけ、はにかむような笑みを浮かべていて。その後、眉をきりりと上げて。
感謝と、決意。守られる者と守る者の間にいる凛とした彼の姿が見えて、ああ私はこのキャラを侮っていたな、と思いました。
「もしかして僕は、あなたに感謝して生きていく一生を送るのかな。
それって、なんて贅沢でなんて素敵なことだろう」
こんな考え方、したことがなかったのに。私は自分のキャラから新しい物の見方を学べました。
つまるところ、
やっぱり、創作はやめられない!
という話でした~(笑)
長々と失礼しましたo(_ _*)o
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ななしさん
才能があって羨ましい
田中みこと
ななしさん
私も創作大好きです!
私の場合、主な活動内容は詩ですが、小説も書いています。
そして、勝手に行動するキャラに悪戦苦闘することも年中(O_O;)
プロット書いても、段々ずれまて、勝手に喋り出しちゃうこととか多いです。
キャラに諭され、救われ、新しい世界を知るの、わくわくしますよね。
いつか、あなたの作品を読んでみたいです(^^)
咲月
ななしさん
そこだけ書いてあるとどんな小説か読んでみたくなります。気になる…!笑
“キャラがひとりでに歩き出す”私は文章書かないのでその感覚がわかりません(当然?)。
真っ先に、紙の上をテクテク歩いて部屋中を駆け回る…捕まえようとしても捕まらないまま今度は外に脱走!
そんなイメージが頭に浮かんだのですが“キャラがひとりでに歩き出す”ってどういう感覚なんでしょう。とても不思議な感じです(^^)
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