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“死にたい”というより“存在を無かったことに出来ないだろうか”と思うようになりました。生きるのが下手であまりにも迷惑をかけすぎた。存在しなければよかったのに。

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 ほとんど、私の幼少期から今に至るまでの過程をメインに綴っています。
 ラベルの内容は後半にまとまっています。
 本当にどうしょうもない人間の、懺悔。それから懲りない甘えの文章になります。

 思えば昔から人付き合いが下手でした。
 他人の感情を察することも下手で、ようやく相手の気持ちに気がついた時には、わずかに残っていた張り詰めた一本の糸が切れた後でした。
 私は大切な友人だと思っていた。相手も恐らく初めは同じように思ってくれていたと思っています。
 だけどその相手に依存するようになっていって、相手の気持ちのことを考えなくなっていって、そして相手は耐え切れずに去っていった。
 二度と同じ過ちを繰り返すまい。そう思ったものの数年後また同じように相手に依存して、思い通りにいかなくなった私は相手から離れました。
 今更やっと、他人と距離をとって生きようと思いました。あまりにも遅い。

 鬱の傾向が出たのも人付き合いが上手くいかなくなり始めた10代の始めの頃です。
 初めて明確に“死にたい”と思いました。
それを担任に言ったら怒られました。「そんなことを言うんじゃない」と。
 2年ほど経った頃でしょうか。あまり記憶にも残っていないのですが、人間関係、それから男女関係のゴタゴタもあって初めて自分の体を傷付けました。
 初めは隠れていましたがそのうち人目のある場所でもやるようになりました。癖になっていてどうしょうもなかったのです。
 腕を隠せないときは包帯を巻いていました。それでまかり通ると思っていた。今思えばそんなわけないのに。
 同時期に胃の不調も覚え始め口にしたものを吐き戻すことも常習化していきました。
 初めは指を使っていましたがその内、舌だけで吐けるようになりました。その時についた吐き癖はその後何年間もずっとついたままでした。
 外出先でも家でも、構わず吐き戻しをしていた。でもそれが決して“良いこと”ではないとは思っていたので自分なりにこっそりやっていたつもりでした。
 そういう事が続いて、遂に私は家族に病院へと連れていかれました。腕に巻いていた包帯を看護師の方が取って、その下の傷を見た家族の信じられないような、そして痛ましい顔に罪悪感を覚えました。
 大きな病院に回されましたが1年程で行かなくなりました。

 今思えば“死にたい”よりも“心の痛みを誤魔化したい”という思いがあったのだと思います。

 20代に入って身の回りの環境が変わった事で体調を崩し、抗精神病薬を服用し始めました。
 その後数年で通院時間を理由に転院するのですが、転院直前には気が狂いそうな程の孤独感、息苦しさ、頭に血が上るような不快感、思うように体が動かない苛立ち、上手く呼吸ができない恐怖等に苦しみました。
 転院後は処方される抗精神病薬が大きく変わって以前よりはマシになりましたが、自分の状態的には常に不安定でした。
 昨年に入る前辺りから突然体調が悪化することが増えました。息苦しさ、異常発汗、動機、目眩、血の気が引くような感覚。仕事を中断して休んだり、早退して通院することも増えました。時には勤務中に立ち上がれなくなることもありました。
 体さえ動けば。体さえ動けばどうとでもなるのに。死にたいと思っていようと体さえ動くなら日常が送れる。体さえ動けば良いのにどうして私の体は動かない。
 結局昨年11月から休職することになりました。最初の1ヶ月はベッドから動くこともできませんでした。ただ、月末から少しずつ体を起こせるようになって12月からは外に出られるようになりました。
 12月に入った頃です。“来年の誕生日前日に死のう”と思いました。昨年が私にとっての節目の年だったこともあり、そう考えたのです。もう、これ以上生きていたとしても何もない。望むことも特に無い。
 ただ死ぬためにはせめて身辺整理をして身内に片付けの手を煩わせないようにしようと思いました。
 そして同時に今年の4月に知り合いとの用事があったので、そこまで死なないようにしようと3月まで予定を詰め込みました。結局遅れて決まった5月頭の予定の影響で5月まで予定が入っていたのですが。
 とにかく、今年から身辺整理をしようと趣味の物を少しずつ手放し始めました。
 だというのに薬が正しく作用し始めて私の精神状態は落ち着いてしまいました。“今はまだやらなくてもいいか”、そう思ってしまった。
 そうしていくうちにまた身の回りのものが増えていきます。反比例するようにもともと多くない貯金は無くなっていく。
 お前はどうしたいんだ、と私自身を責めても状況が変わるわけではない。薬が効いている時はこのままでいいか、と思う。けれど少し不安定な時は早くいなくなりたい、と思う。
 
 生きていくには足りない貯金、私自身の生活能力。そして“承認欲求が高くて、自分の能力を過信気味で、プライドも高い”という最悪な自分の性格。

 いつか、母親に「ちゃんとしてあげられなくてごめんね」と言われました。
 私が、私が悪いのにどうして貴女がそんな事を言うのだろうか。死ぬ思いで産んだ子供がこんなにもどうしょうもない人間になったのは決して貴女のせいではないのに。私自身の過ちなのに。
 両親は私を良く愛してくれました。姉達も私を可愛がってくれました。祖父母も私を連れてよく遠出をしてくれた。

 どうして私はこんなにもどうにもならない人間になってしまったのか。
 私が“私という存在でなければよかったのに”と。この短期間でどれだけ強く思ったことか。

 正直なところ、私の望むような死ぬ手段があるのなら私は迷いなく手を伸ばしたい。

 でも、残された家族はどうなる?
 母はもともと不安定気味な人です。もしも母の状態が悪化したら?
 父は母よりも年上で、年が離れていて最近は思うように体が動かず苦労しています。そうなった父を支えるのは私なのではないか?
 姉達は嫁いでいて子供もいる。それぞれの生活があって苦労もある。そうなれば両親の家を継ぐのは私ではないのか?
 祖父に先立たれた祖母は目が悪くそして体も思うように動かない。そして私は祖母の家の近所に住んでいて、祖母に何かあった時に動けるのは私ではないのか?

 考えれば考えるほど訳がわからなくなっていく。死ぬと迷惑がかかるかもしれない。でも私はもう十分だから死なせてほしい。
 考えたくないよ。

 ああ、もういっそ
 もとより存在がなかったならばどれほどよかっただろう
 私が
 “私ではない私”だったなら
 もっと上手に生きていたんでしょうかね。

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