無駄に長いです。
文系に進んでしまったけれど、やっぱり理系の分野の方が興味を惹かれる物が多い。
もう高校3年だから遅いとは思うが、本当は理系に進みたかった。
しかし、理系に進みたいと思っても、数学に対する苦手意識が邪魔をする。とは言っても、少し勉強すれば平均並みにはできるようになるし、高校入試の時の点数も他の教科とあまり変わらなかったのだ。だから、本当に苦手だという訳ではない。それなのに「数学が苦手」という思い込みがなくならない。
どうしてこうなってしまったのかと考えていると、小学生の頃に父親に算数を教えてもらっていた事に行き着く。算数で分からないところがあり、そこを父親が教えてくれていたのだ。しかし、父親は私ができないとすぐに激しく怒るし、私は怒られると混乱してしまって余計に問題が解けなくなってしまい、父親は更に怒り出すという悪循環に陥る事が多かった。
この結果、算数の成績は少し良くなったものの、私の中では数字や図形に対して「苦手だ、嫌だ」という気持ちが生まれてしまったように思う。
私は高校に入ってから精神的に不安定になってしまって学校を欠席することが増え、一年生の時に数学の単位を落としてしまった。それから私の中で「私は数学が苦手だ」という意識は更に強まった。
その後、春休みの間に数学を勉強してみたら一気に成績は平均を超えたのだが、その苦手意識が弱まることはなかった。
恐らく三年生になって数学から離れたために、この事に気が付いたのだろう。
今から進路を変えるのは難しいことだろうが、このまま文系として進学したとしても、後から後悔しそうな気がする。かといって、この苦手意識を抱えたまま今から数学を勉強し始めると、浪人するつもり(浪人なんてしない方がいいに決まってはいるけれど)であってもかなりの負担がかかるだろう。途中で挫折するかもしれないし、英語など他の教科の勉強もおろそかになってしまうかもしれない。
考えすぎなのだろうか。すっぱりと諦めてしまった方がいいのだろうか。