僕の現在位置です
片頭痛を診てもらっている病院へ。
「今日このあと時間ある? 久しぶりに採血してってもらいたいんだよね」
ってなわけで迅速検査のオーダーが入った。
痛み予防のために飲んでいる薬の血中濃度を測ったり、肝機能の値を見たり。
生理検査部の前で番号が呼ばれるのを待つ。
採血室に入ると男性技師がひとり、セットの準備をしていた。初めて担当してもらう人だ。
外来なので座位での採血だと考えていたのだろう、広げてからでは悪いなと思って「仰臥位でお願いしたいです~」と伝えたところ、「了解です~。今日2本です~」と。
迷走神経反射が起こりやすくて、いつも仰臥位で~と頼むんだけど、何となく“痛みに弱い男”みたいなイメージもあって明けっ広げにしにくい(女性に採ってもらうときは特に……伝えることは伝えるけど)。
小さい頃に植え付けられた不安や緊張、恐怖って、大人になってもなかなか消えてくれない。
言うのが恥ずかしくなることもあるけれど、自分の癖だし! って開き直るのもいいと思う。
その技師の穿刺はとても上手だった。ほぼ無痛。感動レベル。
実況中継しないでいてくれるのは助かった。「今日2本です」は解放されるまでの時間が予想できるので歓迎。「チクッとしまーす」「痛いでーす」はヤダ。「始めますね」と言ってくれたのでちょっと安心。
(僕弱いなぁ……泣)
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ご自身で帰れそうなタイミングを見計らって起きてくだされば大丈夫です。
心が落ち着くまで休んでいってください、じゃあ外しますね。
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「失礼します」の代わりに「外します」と言うの、ちょっとカジュアルで良いなと思った。儀礼的じゃないし、さようならでもない。靴を履いてカーテンを開ければさっきの技師がいると思うと、どこかホッとするんだ。
言葉だけじゃなく、肌に触れる時の手つきも優しかった。全体的な所作が落ち着いていて、こちらの不安に向き合ってケアしてくれているなって。
こういう医療人に敬意を表したい。
検査部から帰るときに、窓口の人に呼び止められた。
1時間ちょっとで結果が出るけど時間あるなら見ていくか、と。
主治医のスケジュールで診察入れそうなら見てから帰りたいと伝えた。
別れ際に採血の礼を一言。
薬のほうは濃度も一定していて、肝機能も問題なし。
ただ TSH の値が低くて経過観察になった。
座位で採血すると値が少し高く出る傾向にあるから、そのときたまたま寝て採った場合はそれを考えに入れる必要あるけれど……僕は毎度、横になっているからその影響は無視できるんだろう。
一時的に具合が悪いだけだって思いたいな。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください