コンビニでアルバイトを始めてから3年が経った。
最初は、ただ金を稼ぐことが目的だった。どうしても金が必要で、コンビニバイトしてる自分がすごく惨めだった。前にしてたバイトをクビになったことも相まって、最下層にいる感覚が強かったのだと思う。
1年くらい経った時から意識が変わり始めたと思う。うちのシフトは3交代制のようになっていて、その全ての時間帯で働くようになった。他の同僚と比べると、働ける時間は広いし歴も少し長い。私の駒としての価値が生まれた瞬間だと思う。ここで、「入れる時間の広さ」「知識の量」という2つの軸ができた。
1年半くらい経って、接客のしかたを意識するようになった。丁寧、上品(コンビニに求めることかは怪しいけど)、確実。これを目指した。戦力にもある程度なれていると思い始めた。バイトが億劫だとは思わなくなった。
店長やパートの人から褒めてもらえるようになった。特に嬉しかったのは、「○○さんがいると安心して仕事ができる」「(モップ掛け中に棚の隙間に挟まった時に)隅までちゃんとやってる証拠だよ」というもの。裏表のない人で、始めは苦手だったけどその分お世辞でないことも確かなので一等嬉しかった。
2年半経って、理想の接客像を見つけた。某ゲームにて、酒が回って暴れる迷惑客に華麗に対処しそれすら売上、エンターテインメントにしてしまうというシーン。品を感じるかつ、凛とした話し方、冷静な行動。こんな風になりたいと思った。
そして現在、3年。試行錯誤を一番している時期かもしれない。うまくいかないことが多い。理想と現実のギャップが埋まらない。
1回のやりとりで伝わらないことが多々ある。タイムロスや手間を削減するために、確認や案内のタイミングや言い方を変えてみたりしているが手応えは薄い。シフトに入る度に反省点が出てくる。「あれは確認するべきだった」「尊敬語と謙譲語が使い分けられていない」「凡ミスがあった」などなど。
自分は仕事がそこそこできると思っていたけど、それはただの錯覚で、全然だめなんじゃないかと思う。特に次の2つ。
1、私は弱い。私や誰かがミスをして、それに対する謝罪やフォローをしている時やその後、手が震えている。(理不尽な要求も含め)お客さんが怒った時は、過呼吸気味になる時もある。何事にも動じない、冷静な行動という理想には程遠い。
2、不毛なやりとりが多い。1回、数ラリーで済むはずのやりとりができない。お客さんの曖昧な発言に対する確認で「Aということですか?」と言っても違うことがあるし、咄嗟に言葉が出てこないこともある。読解力に問題があるのか、言語化能力に問題があるのか。
色々考え、愚痴りはしたが、たかがコンビニバイトでここまでごちゃごちゃ考えることがあるのも何だか面白い気もする。3年経っても知らないことが多いし、まだテコ入れできる部分も多い。あと1ヶ月しか働けないのが何だか惜しくも思える。試行錯誤は面白い。続けられた・試行錯誤できた労働環境に感謝。
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