手を握った。後悔はしてない。
たぶん、その人は何も思ってない。下手すると記憶にない。
私は、自分の行動をどう評価していいかわからない。
脈あり行動扱いなのか、大胆すぎたのか、別に大したことでないのか、本当にわからない。
もちろんドキドキしてるし、今でも幸せでいっぱい。これから何もなくても、きっと素敵な思い出として胸に仕舞っておける。
また触りたくないのか、そう言われるともちろん触れたいと思う。
でも期待すると、きっと傷つく。
チャンスはほぼない、そう思った方がきっといい。
あれは夢だったの、そのくらいの希薄さがきっといい。
でも、わかる。あの時間、本当に家族や恋人のようだった。
愛情と優しさで満ちていた。
明日どんな顔をしていれば良いのか。
答えは出ている。普通、これまでと変わらない顔。
たぶんその人も同じようにデスクにいる。
お互いそこには触れないのだろう。
でも、どうしてあんなことしたの?
そう聞かれたら、好きだし、大切だから。少しでも、リラックスして幸せになって欲しかったから。
ずっとあなたに触れたかったから。
永遠にその人に言うチャンスは無いだろうから、そうここに書かせて貰います。
年齢も、趣味や価値観も、これまで積み上げて来たことも、全て違う。
どうしてその人をこんなに信頼して、こんなに好きで、こんなに大切に思っているのかはわからない。
悲しくて、辛くて、苦しいこともある。
でもこの恋は愛情と信頼と、敬意に満ちている、そうしようと願っているから、きっと良い恋なのだと思う。
奪う愛でなく、与える愛でいたい。
輝きは少なくても、穏やかに注がれる愛でありたい。
焦がれて、焼け尽き、周囲も傷つけてしまう危うさを秘めているから、だからそれを切に願っている。
明日、穏やかな気持ちで、いつもと変わらず、その人と接せられますように。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください