私が小学校低学年の時、よく遊んでくれた同級生の男の子がいました。
どちらかというと大人しめでしたが、元気に遊ぶ姿と笑顔が素敵な子だったのを覚えています。
しかし、亡くなってしまいました。というか、担任の先生から亡くなっていたことを告げられました。
特定を防ぐために詳細は控えますが、警察の調べによるとその友だちは家で最期を迎えたそうです。窒息死でした。
まだ二桁もいかない歳なのに……
私は強がって泣くのを我慢するタイプでしたが、先生からの報告を受けたときは大泣きしました。
ついこの間遊んだのに。
数日後に遊ぶ約束をしてたのに。
病気で休んでた、というのは嘘だったなんて。
この時から私は〝親〟を自称する大人が嫌いになりました。許せないし、許さないし、許してはいけない。
私が大人になった今もそれは変わりません。
もう10年以上経って、この子をハッキリと覚えている同級生は少ないと思います。なので、私がずっと覚えておくつもりです。
最近、お部屋の片づけで小学校の卒業アルバムが出てきました。
もし生きていたらあの子は、どんな思い出を作ったのでしょうか? そして、どんな将来を語ったのでしょうか?
そんなことを考えると、生まれ変わって幸せに人生を歩み直して欲しいと願わずにはいられません。
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