私はもう30代なのですが、高校時代の担任のことを思い出すと怒りと恐怖を感じます
私は女子校出身で、その担任は部活の先生でもありました。ディベート部っていう討論とか議論とかスピーチする部活でした。
私は文章を書くことが当時得意で、その先生からのいわゆる「スカウト」のような形で入りました。もう課題やらなんやらべた褒めされて、当時勉強の成績がよくなかったからこそ、認められたと喜んで入部しました。
今思えば、あれはスカウトではなく、先生のお気入りだったから招集されただけだと思います。そしていわゆるグルーミング。先生に褒められたい、認められたい、大事にされたいという偏った考えで在籍していました。
みんな他の子達も、先生!先生!とチヤホヤして、先生が私を認めてくれた!みたいに喜んでいました。
先生はただのおじさんなのに、先生が何か言うたびに異常にみんな笑ったりはしゃいだり…
ある時、部活の子がものすごい極端な意見のスピーチをしていました。誰かが傷つくような内容の。先生はなぜか大絶賛で、県大会に推薦だ!とか言っていました。
ただ、私はこの時、これは極端すぎないか?誰かを傷つけないか?と先生に意見をしてみました。もちろん善意で言っていたつもりでした。
入部して、はじめて反論してしまいました。
すると先生は大激怒、その生徒がちょうど一番のお気に入りの時だったようで、「この子が一番正しいのに、お前は何も分からないのか」とディベート部なのにただ激怒されるだけでした。
そのあとは、その子がすべての大会に推薦され、私はいつも「力不足だからお前は無理」と言われて、私は次第に部活に行かなくなりました。
部活の他の子達は「先生の言うことは間違いないからしょうがないよ、先生の意見が絶対」と言っていました。
その後、先生が他の生徒に性的なメッセージをおくる事件をおこし、先生は学校から処分を受け、私も受験に忙しくなり、自然と疎遠になりました。
大人になった今、グルーミングとか性的な加害とかの事件が明るみに出てきて、急にあのときのことを思い出して、それって…と気づき始めました。
自分がその部活で短期間でもグルーミングされていたと気付き、絶望します。
私があった被害なんて、大したことないと思われるかもしれませんが、それが小さなことだったとしても、私には十分苦しいです。なかったことにしたい。グルーミングされてたなんて恥ずかしいと思ってしまいます。
今その先生が何しているかはわかりません。もう二度と会うことはないでしょう。
でも、これからの世の中、私のような思いをする子がいなくなるように、次の世代を守れたらと思います。
わたしは日々、忘れる努力を続けます…
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