私が大ッッッ嫌いな言葉。
「どうするの」
は?
どうするの?を聞いて、あなたはどうするつもり?
何のために聞くの?
何が知りたいわけ?
要するに、単なる好奇心を満足させたくて聞いてくるだけ。
答える義務はないよ。
私には、あなたのゲスな好奇心を満足させてやらなきゃならない義理はないよ。
と最近は思うことにしている。
鬱で寝込んでいた時、母がやたらとこの言葉を口にして追い詰めてきた。
あの時に言い返してやれればよかったけど、自分が陥っている状態への不安と悲しさで怒鳴りながら泣くしか無かった。
「どうしたらいいか分かってれば、もう、そうしてるよっ!」
母は自分の不安を私に押し付けていただけ。
私から安心をもらいたかっただけ。
鬱で苦しんでいた私への理解より思いやりより先に自分の安心を優先させたかっただけ。
「私はあんたを安心させるために生きてるわけじゃない!」
そう言えたらよかった。
あの時期以来、私のライフスタイルや仕事や休日の過ごし方やお金の使い方をアレコレ聞いてくる人間を、身内、他人の別なく嫌いになった。
私がお金がなかったら、どうしてくれるの?助けてくれるの?
仕事してなかったら、あなたは仕事をくれるの?
あなたは私の人生に何らかの責任を持ってくれるの?
どの人も無責任に、自分の好奇心を満たしたくてプライベートな質問をしてくる。
吐き気がする。
近所に親切なおばさんがいるんだけど。
親切の皮は薄っぺらいから、本当に顔がくっきり見えるんだ。
「あら、今日はお休み?平日が休みなの?」とか「お仕事の途中だったんでしょ?引き留めてごめんね。この後お仕事に戻るんでしょ?」とか、二言目には私の仕事を探り出そうとしてくる。
関係ないかもだけど、この人、某宗教団体の一員。選挙の度にわざわざ候補者をうちに連れて来て挨拶させたり、チラシを渡してきたりする。
だから私も薄っぺらい笑みを貼り付け「あら、ご苦労さまです」と言いながら心の中で、「この党、大っ嫌いなのよね。入れるかよ」とせせら笑ってる。
あ〜性格が悪くなりそ。
この人だけじゃない。
少し仲良くなると、友達も聞いてくる。
「どうやって暮らしてるの?」
「仕事は?」
それを知らないと、お付き合いできないんだろうか?
私は何も聞かないよ。
興味ないもん。
その人がどんな仕事していようが(あえて聞かなくても、だいたい会話の中で見えてくるし)、まーったく関心ない。
それより目の前にいる相手が誠実かどうかだけ。その人に対して私がどれだけ誠実でいられるか、それだけ。
仕事をアレコレ聞いてこない人は誠実な人が多い。
しつこく私の生活を聞き出そうとする人は、いざという時に保身に走り、私とは友達じゃないフリをする。
私を知らない人たちに教えてあげる。
私はね、ずっと迷子のままなの。
色んな家族の事情があって、親の家に一人で暮らしてるの。
ボロボロで、いつ設備が壊れるかビクビクしながら。人を呼ぶのも恥ずかしいボロボロの床や壁をチマチマ、直したりごまかしたりしながら。
お金なんて殆ど無い。
仕事も体を壊して辞めた。
まだ体に不具合があって仕事をすることに不安がある。
ものすごい不安にひとりで耐え続けてるの。
ここでひとり、目に見えない形で頑張ってるの。あなた方には、そうは思えなくても。
孤独と闘い続けるのって、どれほどのものか。
想像する力さえ無い人たちには近づいてきて欲しくない。
私はね、そういう人がだいっきらいを通り越して、もはや「どうでもいい人」と呼んでるんだ。
そんなこといちいち好奇心丸出しの不誠実な人々に説明する義理はない。
悲惨な人たちを見て「自分はこうはならなくて良かった」と思う人たち。
「自分もこうなるかもしれない」と思う人たち。
傲慢な人たちは、自分は安全圏にいられると思って、簡単に他人のつまらないことを知りたがり、あわれむ。蔑む。
そうして自分のチマチマしい自慢話をしてくるのだ。
私とは全く違う、幸せな生活を見せつけて来る。
「そうなんですか。それは良かったですね」とにこやかに笑いながら、
心の中で「あんたの娘がどんな仕事をしてようが、結婚しようがマンション買おうが、どーーでもいいんだけど」と白けている。
なぜ人はつまらないことを知りたがり、知りたがった次には自慢したがるんだろう。
私が欲しいとも思っていないことのために。
羨ましがらせ、惨めさを思い知れとでも?
ごめんね。
私、他人に興味ないんだ。
なのに他人はズカズカ土足で私の周辺を踏み荒らし、隙あらば家の中に入り込んでアレコレ批判してやろうと待ち構えている。
吐き気がするよ。
こういう人、年齢、性別関係なく本当に多いから。
さっきの宗教団体のおばさんはすっごく分かりやすいタイプ。
この宗教、いったい何を教えてるんでしょうね?
こんな浅ましい人間の性根も正せない宗教なんて、何なのでしょうね?
あ、これは独り言。
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