第13章
葵;教えるよ、この世界について
遥香;この世界、、?
彩芽;この世界はな、お前の夢の世界なんだよ。
遥香;・・・は?
こいつらは何を言っているの?夢の世界?
葵;あのね、あなたは「遥香」じゃない。あなたの名前は鎌西千春、修学旅行中に事故に巻き込まれた中学3年生。そして今は高校生なの。
遥香;あんたら何を言って
そういうと私の言葉を遮り彩芽が話す
彩芽;お前はその日、今日のようにみんなを失った。唯一残ったのはトラウマを植え付けられた坂井だけ。
遥香;は、、?意味わかんないんだけど。
葵;坂井は殺しちゃったけど、ほんとの世界では生きているから安心して?
私は頭がパニックになった、夢の世界?だって私は生きてて、、
遥香;この世界が夢、、?そんなことって
葵;ねぇ、なんでデスゲーム会場なんてあると思う?普通の世界じゃありえないでしょ?
遥香;でも、、!
私がそういうと同時に頭に激痛が走った。
遥香;あ、、
その瞬間色んな記憶が頭の中にフラッシュバックした。
遥香;そうだ、、あの時、あの時私は、、!
全部思い出した、思い出してしまった。私は、あの時、運転手を殺したんだ、自分の手で。それだけじゃない、愛も、翔も、みんなを亡くした。
葵;思い出した?
遥香;あ、、あぁ、。
私は、西町遥香じゃない、私は、鎌西千春、あの日から、ずっと、夢に逃げ続けてたんだ、、!
千春;もしかして、あなた達は、、
彩芽;お察しの通り、私達はあんたが一年生の時会った双子。
そう言いそいつらは仮面を外す。
・・・そこにはそっくりの顔が二つあった。
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