ノマド「ファング、A国の奴等話についていけなくて戦意喪失してるよ」
ファング「おぉ、そうかいそうかい、、、なら、今やるしか無いわな」
ファングはニヤッと笑うと剣を構える。
俺も其れに釣られる様に刀を構える。
ファング「共闘と行こうじゃないか、ノマド」
ノマド「足、引っ張らないでね」
ファング「そっちこそ」
二人で顔を見合わせ笑い合うと同時に真剣な顔付きになる。
ビュンっと音がなりそうな速さで走り出す。
A国の兵の血液で地面と俺の白い軍服が紅く染まっていく。
瞬く間にA国が散っていく。
気分も昂っていく。
周りの音も聞こえない___
そう、聞こえなかった。
ファングの動きが見える。
ファング「___!」
何か叫んでいる。
なんだ?何を言っているんだ?
ファング「危ないッ、、、!」
え?
咄嗟に後ろを振り向くとA国の兵が剣を振り上げ俺に斬り掛かろうとしていた。
駄目だ、刀が間に合わない。
今振り上げても彼処の方が早い。
誰か、助けて。