もうすぐ27歳になる独身女、お友達の結婚式に呼ばれる。しばらく着ていなかったパーティドレス入るかなあとか、ヘアセットの美容院の予約を取ったりしているうちにしみじみと悲しくなってきた。自分は3年付き合った彼氏についこの間結婚は考えられないとフラれて、他に出会いはなく職場は女性ばかりで就職後2年以内に結婚しなかった女は予後不良扱いの職種、端的にいえば業界ではもう年増の売れ残りである。
誰かに必要とされることもないし、選ばれることもなく、あとはひたすら働いて働いて働いて死ぬだけの人生って何だろう。業界全体が沈みつつあるのを体感していて、今後どれだけ休みや自分の楽しみを捧げても先達のような俸給を得ることはない。しかも専門職で業界を転じるのはかなり困難。きょうだいはいないから老後に入る施設等の料金のためにはもっともっと働いて貯金をしないといけない。稼いでも稼いでも税金ばかりとられて、お店に行っても手取り換算したら高くて何も買えやしない。たまのお休みは貯金のために働いてばかり。
友達の結婚を祝いたい気持ちはあるけど、せっかくの休みに手に届かない幸せを見せつけられ、高いお金を払わなきゃいけないなんて踏んだり蹴ったりもいいところである。
このまま生きていても人生が好転する気配はない。
仕事中に心筋梗塞とか起こしてぽっくり逝けたらいいのに。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
七星
自然界に存在する石は2つと同じものは存在しないという。
そして人間も同じなんだ。
そして人間は石とは違い、意思がある。
意思というのは不規則なものだから、昨日の自分と今日の自分も違うということになる。
「誰かに必要とされることもないし、選ばれることもない」というなら、君から誰かを選べば結果は変わるはずだからね。
必ずその悲観する未来通りにはならないってこと。この先も君がそうなるように敢えて選んで行動しない限りはね。
結婚は人生の通過点なんだ。それでいて人生の大きな節目になる。結婚式は縁あって繋がった二人の男女が、長い人生のこの先を二人三脚で歩んでいく決意表明だ。ある意味、これを皆にお披露目することで、後には引けなくなる。
結婚する本人達からすると、めでたいだけではなかったりするよ。
恋愛が自由なら、結婚も離婚もいらないはずなんだ。だから結婚は契約に近い。互いに責任を追う仲間としての契だ。だから安定した環境で子供を持つことができる。子供を産み育てると決めたら、その子供を社会に無事送り出すまで、育て上げないといけない。
その困難な道へ進む二人を、祝わずにはいられないじゃないか。君はその儀式を見届けることのできる立会人なんだ。
結婚式は神聖なものだからね。きっと君も出席した後は今の気持ちと違うなにかが生まれているはずだよ。
いってらっしゃい。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください