まただ。病んでしまった。
就活の過程で、自分にはコミュニケーション能力がない、応用力がない、臨機応変に対応する力がない、と、否が応でも思い知らされる。
自分の中で問題意識はあったのに、改善する努力を怠ってきたからだ。無理やり治そうとしたりとか。
「自信がないからやらない」「どうせ失敗するから、やらない」。俺の常套句だ。また、そうやって言い訳して、自分を変えるための苦しさから逃げるんだ。
久々の宛メへの投稿、「海に流れるまでの時間、29日」。今までにこんな長い日数、見たことなかった。管理人さんも、いろいろと大変だったみたいだし。みんなそれぞれ、大なり小なり悩んでるってことなのかな。
最近また、死にたいと思うようになってしまった。これを周りの人に言ってしまうと、迷惑になるし、不快な気持ちにさせるから言わないようにしてるけど。死にたいというよりは、生きていたくない。はじめから、この世に存在しなかったことにしてほしい。
最近、パン工場でのアルバイト中に、社員さんがあからさまに、機嫌が悪くてイライラしているように見える。俺が成形の難しい作業についていけなくて、毎回俺のことを助けないといけないからだと思うけど。毎週火曜日にその人に合うから、毎週火曜日は「この世の終わりが来る」みたいな気持ちで出勤している。
人並みのコミュニケーション能力が無くて、誰かがイライラしてたらすぐ「嫌われた」と自分が嫌になって、自信がなくて。きっと、俺に向いてる仕事なんかない。何もない。
本音を言ってしまえば、生きていたくないんだと思う。そんなの贅沢かもしれない。大学生なんだから、そんなこと言ってる暇があったらスキルアップのために勉強しないと。
きっと、気持ち悪いよな。「なんでそんなにいっつもくよくよしてるの?男なんだからもっとどっしり構えて、どんどんいろんなことに挑戦していけばいいのに」
それができたら苦労しねぇんだよ。俺だって男なのにこんななよなよしてる自分のことを、何回「気持ち悪い」と思ったことか。
俺が思うのは、やっぱり別人に生まれ変わりたいということなんだ。人の目に臆せず行動出来て、臨機応変に対応できて、何年間も努力できて、自分に自信がある、あの人のように、立派な人間に生まれ変わりたい。
そう思う。今の自分じゃダメだから。
「自分自身のDISLIKE 一番最低で本当に許せないことは 特別な才能をもって生まれてこれなかったことなんかじゃない」
「矛盾していていいんだよ 生きてる間に生まれ変われ
迷わないことが 恐れないことが 間違わないことが 強さではない」
「本当に怖いことは 暗い夜道じゃない 悪人でもない お化けでもない
負けることにも慣れ 頑張る仲間を見ても 何も感じなくなってゆくこと」
「誰に期待されてなくていい 誰もがあなたの願いに絶望抱いてたとしても
構わず進んでゆけばいい 恐れないで何もかも 君自身が終わらせるかどうかだろう 在るべき形を」
いつも、本当に死にたくなったときに聞いている曲の歌詞。
涙が出てくるってことは、まだ多分大丈夫だ。
今度こそ、絶対に自分を変える。
勉強は、いきなり難しい資格を目指すんじゃなくて、小さなところからちょっとずつでいい。
見た目が醜くて嫌いだから、顔のほくろは全部取ってやる。
太ってるのも嫌だから、今までよりもっと筋トレに打ち込む。
体毛が濃いのも嫌だから、全部脱毛してやる。
字が汚いのも嫌だから、綺麗な字を書けるように毎日ペン字の練習帳で練習する。
少しでも、生きる喜びを実感できるように、新しく大学のサークルにも入る。
今度こそ、何が何でも絶対に自分を変える。醜い自分に胸を張ってさよなら言うんだ。