どちらかというと、現実が見えている方だと思っていました。周りの自分の店を持ちたいと語る同級生を、早く結婚して愛する家族とマイホームを持ちたいと語る知人を夢見がちだと心の中で笑うくらいには。
だけど、気づいてしまいました。夢を持つ彼らを心の中で笑うことしかできない私が誰よりも夢見がちでわがままでそれはそれは悲劇のヒロインぶっていると。
自分の外見が世間の言うかわいいではないのだと気づいた、否気付かされたのは幼稚園の頃で、だから好きになった子に告白なんてしたって嫌がられると思っていたから今年で25になったのに一度も告白というものをしてきませんでした。唯一付き合った時も、告白待ちで告白してくれた時(ああ、やっと言ってくれた)と思ったことを思い出しました。
そうして付き合えた彼氏にも、抽象的なこんなふうであって欲しいという願望を持つ一方でそれを伝える努力をせず、だから結局うまくいかなくて『自分が悲しい思いをしたから別れたい』という趣旨の内容を伝えて別れを切り出しました。
これだけでも十分に自分が受け身で、その癖与えられたものにケチをつけ人生がうまくいかないと嘆いている気持ちの悪い人間だと自覚し絶望するのに十分ですが、まだまだあるのです。
恋愛面だけにとどまらず、自分の能力が「誰か」に見つかって欲しいという小学生の考えた漫画のストーリーのような稚拙な考えがずっとあり、心底絶望しました。
どこからやり直したらいいのかわからないくらい性根が捻じ曲がっていて、いっそ死んでしまいたいと思った後、『また大事な事から逃げて楽しようとしてるな』と気づき再び絶望しています。
顔が可愛くないとそんなに小さい頃から気づいていたならお金を稼いで整形をしてしまえばよかったのに、体型が気になって服が楽しめないなら痩せればいいのに、今の職場での評価が不満なら資格を取るなりして転職すればいいのに、何かと理由をつけて楽な方に流れ自分が傷つかない道を選んでいるくせに文句を言っていて、本当に惨めだなと思いました。
自分で命を断つことが逃げではなくとんでもない覚悟がいることだと思うし、整形するのが正義ではないし、体型をとやかく言われるのはそもそもおかしいと思います。
だけど私に関しては逃げ道を作っているにすぎない、という話ですのでお気を悪くされた方がいらっしゃったらすみません。
まだ生きていくなら、戒めに今の気持ちを残せる場所がほしいと思いここに綴っています。
ここまで読んでいる心優しいあなたがつらい思いをせず過ごせますように。
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自分自身を受け止めようとしても、嫌悪感や劣等感が邪魔をして、前向きに進むのがひどく難しいというのが伝わってきたよ。
整形や痩身はもう少し自分を知ってからのほうがいいと思うよ。それをしたくない理由がある限り、早まらないほうがいい。早まると嫌悪感や劣等感がより強くなってしまうから。
君は自分のことを悲劇のヒロインと呼び、そして運命の人による自分の隠された能力の開眼を期待している、これは所謂「優越コンプレックス」というものなんだ。
このコンプレックスがあることで
「今の自分は全て運命の人が変えてくれる。だから今はできないんだ。」
とか
「今のこの幸せでない状況は、まだ運命の人に出会えてないからだ。出会えたら私は変われる。」
というように考えてしまうんだ。
でも君も気付いているかもしれないけど、悲劇のヒロインは物語だからこそ成立するんだ。現実だとエンディングまではもっともっと長い。続編が70編くらいないと終わらない。物語も方向性が変わっていることだってある。人生はもう少し色々あるからね。
人間には好奇心というものがあるからね。はじめから決めつけないで、行き当たりばったりで受け入れてみるというチャレンジも時には必要だと思うよ。
それが君自身のドラマに繋がるかもしれないしね。
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