闇をどう思う?
私は逃げ出したいと思う。
何も見えなくてどうしたら良いかわからなくて手探りで前に進む。
何かに引っかかって転びそうになって初めて孤独や虚無を感じて戸惑う。
黒を白に変えたいと願うけど自分にはライトも絵の具もなくて絶望に暮れる。
そうなってしまうんじゃないかと恐れているから、私は闇が苦手。
光をどう思う?
私は、安心できると思う。
光がニコニコしていて一歩先が見えて何があるかがはっきりと分かることに安心する。
灰色が見えた気がしたけどそれを頭から追いやりたくなって日向ぼっこをする。
でも気づいたら灰色の雲が現れて言うんだ「闇から目を逸らさないで」って。
そう言われて初めて光にいることに罪悪感を覚える。
闇に行く事がどうしようもなく怖いのに光にいることも少し怖い。
星をどう思う?
私は、好きかな。でも、好き嫌いは人によってかなり分かれると思う。
沢山種類があって色も形もちょっとずつ違って。
あの星は歪だから嫌いっていう人がいる事が怖い。
幾つかの星が光を失って宇宙から消えてしまいそうで怖い。
消えないで。そのまま光っていて。そう伝えたいけど、その言葉の無責任さに打ちのめされる。
海をどう思う?
私は、一番今の私が安心できるところで今の私が逃げ出したい場所の一つだと思う。
兎さんが、いつも光る瓶と涙の入った黒い小瓶を渡してくれる。
涙の入った黒い小瓶を私はできるだけ綺麗に洗い流したいと思っている。
洗い流せるものなんか無いのに。
そう思ってしまうと光る小瓶ばかり取り上げて光る小瓶ばかり洗ってしまう。
そして自分から兎さんへも光る小瓶ばかり渡してしまう。
無責任。自分勝手。
「闇から目を逸らさないで」
怖いな。闇が怖いな。
自分も半身闇に包まれていると仮定しても星の闇をのぞいて綺麗に光らせる事は私には出来るのかな。
臆病者。卑怯者。
海から逃げたい。でも逃げたく無い。我儘だなぁ。
みんなは、闇を。光を。星を。海を。
どう思う?
教えて。
文才が無くて申し訳ないです。わざとこんな文にしました。比喩って難しいですね。
運営さんへ。こんなしょうもない小瓶で時間をとらせてしまってすいません。出来るだけ早く黒い小瓶を流してあげて下さい。
私の思いが誰かに伝わりますように