やっぱり私が悪いんだなって努力不足なんだなって思ってそれを自分で認めてるのに辛くなって苦しくなって。
部活の練習にグループの子たちを集めないといけなかったので、何故かリーダーになった私が「何日の何時これる?」と聞いてまわった。
どうりでいつも来てくれないなと思ってたら、知らない間に他の部活掛け持ちしてた子、ただでさえ集まれないまま本番一週間前なのにバイトを優先する子、みんな忙しいのはわかってる。でも練習は忙しいからできないけどイベントには出たいなんて無理に決まってるよ。
私が声をかけるまで誰も何も言わないから、永遠に合わないんじゃないかっていうようなスケジュールも組んで、練習場の予約も取って、先輩に日程の確認に行って。必死でこんなに頑張った。でもそのつもりだっただけみたい。
練習の発表会があった。うちの部室の環境はお世辞にもいいとは言えない。機材がボロボロでうまく音が入らなくて発表は酷いものになった。あまりにも音の乗りが悪かったので先輩に本番の機材はどうなるんですかって聞いた。
そしたら機材にばっかり頼らずに努力しろって怒られた。
あぁ、あれだけ頑張っても足りないんだ。
学校に行くだけで精一杯で、毎日毎日、安定剤飲んでしんどいなーとか言いながらでもやってきた。
部活もリーダーになったんだから私が頑張らないとと思ってできることは全部やった。
小さいことだと思う。先輩に怒られたことくらい。
でもまだ頑張れ、お前には努力が足りてないんだから。
一番歴が長いんだからお前が引っ張っていかないといけないだろう。
重たいよ。もう十分なのに。
もう荷物なんか欲しくない。
勘違いだったならもっと頑張るから、足りてないなら足りるように努力するから。
本番が成功しますように。報われますように。