大学1年女子です。暗くなります、長くなりますが宛メ送ります。
今、母方のばあちゃんの家来てます。我が家では毎年お盆・正月にばあちゃんちに行くのが恒例行事で
小学生の頃から毎年、行ってます。んで今年も。
でもね今年は。ばあちゃんちに漂ってる雰囲気がいつもと違います。
ばあちゃんちの二階がごっそり改装されてたの。
二部屋あったうちの一部屋(ばあちゃん来たら私はいつもそこで寝ていた)には
どこぞのホテル?ってくらい綺麗な部屋・綺麗なベッドが置いてあって。すぐ横には鍵がかかったままの最新トイレ。
もう一部屋(両親が寝ていた)も鍵がかかってる。 階段の、いつも目線にビビりながら移動してたキジの剥製は影を消し。
あれ、何で鍵かかってるの?とか思ってくれました?読んでくださってる皆さん。
それはですね。
ばあちゃんの部屋では無いからです。
ていうか改装もばあちゃんの意思ではありません。
よくわかんないでしょ?
説明しますと。
じいちゃん(ばあちゃんの旦那さんですよもちろん)は建築系の会社を運営していました。
じいちゃんとの死と共に、経営権は母ちゃんの妹の旦那(つまり私のおじさん)に移り、ほんで経営が行き詰まり。倒産。閉業って言うのかな。
家族経営、しかもばあちゃんが名目上社長だから、ばあちゃんが住んでる今の家は売らなきゃいけなくなったのです。借金あるし。
まあばあちゃんも歳だっていうのもあり。私が大学を卒業したら、今の私が住んでる家に引っ越すという話になったのですが。
家を買ったのはかろうじて遠縁の親戚。知らない人が思い出の家で生活するより良いよね!!って言ってたんですが…
二階を改装したのはその親戚です。親戚の荷物がいっぱい置いてあったりするから鍵かかってるの。
まだばあちゃん住んでるのにさ…。
ばあちゃんが、じいちゃんと一緒に頑張って建てた思い出の家の姿は
だんだん薄れて。
母ちゃんが青春時代を過ごした部屋は、跡形も無く消え去ってしまい。
あれ?ばあちゃんち来たんだよね…って思っちゃうぐらい、元の姿はどこにも無い…。
母ちゃんも凄く元気がなかったです。ばあちゃんの気持ちも痛いほど理解できてるし、母ちゃん自身の寂しさっていうのもあるんだと思うけど。
ばあちゃんは、切なくて悲しくて寂しいって笑ってました。
うん…。
ばあちゃんは今、じいちゃんの仏壇の横で寝てます。
じいちゃん。
私が生まれる前に死んじゃったじいちゃん。
これってどうにもならなかったのかな。時代の流れってやつなのかな。
ばあちゃんにも母ちゃんにも私、何て声かけたらいいかわかんないよ。でも辛いっていうのは凄く…伝わるんだよ。
私はちっぽけだよ。なんにも出来ない。凄く無念だよ。
私だけの力じゃなんにも出来ない。
時間って残酷だよね。変わらない物って何もないんだもん。だけどさ、未だに思っちゃうんだよじいちゃん。
お金さえあればなんとかなったんじゃないかって。
ばあちゃんが歳取ってくのは変わらないよ。
だけどさ、少なくとも家を売らなくてすんだし。
ああやって家を改装されなくてすんだし。
ばあちゃんと母ちゃんが悲しむってことはなかったんじゃないかな、お金があれば。
時代の流れなの?
だから、しょうがないことなの?
本当に本当にどうにもならなかったのかな。
教えてよじいちゃん。
なんて思ってしまった、深夜1時。
とりあえず寝ます、おやすみなさい。
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ななしさん
家って、時間が過ぎていくごとに
思い出が増えていく大切な場所ですよね。
そんな大切な場所が人手に渡るなんて
すごく悲しいですね。
私も、いくら遠い親戚だからといっても
改造されると嫌です。
-http://(・ω・)-
ななしさん
時間の流れは変えられない
だから私達が新しい時間を作っていく
それでもやっぱりなじみ親しんだ、時間と思い出が染み込んだものがなくなるのは悲しいですよね…
時間と思い出はお金なんかではかえません。代わり得るものなんかないですね。
ななしさん
いろはにほへと
ちりぬるを
わかよたれそ
つねならむ
年寄りが独りで暮らすより、他人でもいた方がまだ安心だ、とも思うし。
半端に残っているから郷愁が余計に湧くのだから、いっそ全て手放して、その場所から離れて、おばあさんとあなたがたご家族が一緒に住む方がまだ心が楽かもしれないですよ?
時の流れは誰にも止められない。
運命を嘆いても変えられない。
歴史に“もしも”は禁物で。
物はあの世に持ってはいけない。
…お金では買えない、いつまでも変わることも失せることもない、心の中の思い出の大切さに気付けるといいのにな。
36歳主婦
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