人間には大きくわけて2回の反抗期があります。
これが第一次反抗期と第二次反抗期と呼ばれるものです。
第一次反抗期とは、一般的に2歳~3歳くらいまでを指し、社会一員の準備期間のことを言います。
今までは、自分とお母さんは一緒な1人の人間だと思い込み、親の言うことに全て従い、また自分のことは何から何まで全て親にしてもらえてました。
しかし、この時期になると自分とお母さんは違う人間なんだ、自分は1人の人間なんだということに気付く為、自我が強くなり、親の言うことは全く聞かずに何に対しても『いやだ。』と反抗を始めます。
例えばスーパーで自分の欲しいオモチャやお菓子を買ってもらえるまで、床に寝転んで泣き叫んだり、駄々をこねたりします。それは自己主張をできるようになった1つの大きな成長です。そして反抗することで、親は自分に対してどれくらい一生懸命向き合ってくれるのか。
『これでも僕のこと愛してくれますか。』
と反抗することによって、親からの愛情を確かめたり、親がどんな人間なのかという親試しを始めます。
それと同時に存在価値を確かめる時期でもあります。
1人の人間であることに気付き、気付いたことによって自立心や自我が強くなる為、親の手なしに何でも1人でやりたがります。
例えば
『お風呂入るのも自分で。』
『ご飯食べるのも自分で。』
『着替えるのも自分で。』
『靴履くのも自分で。』
と好奇心や自立心旺盛になります。
そんな強がった面も見せますが、しかし、まだまだ親の手を借りないと何もできない時期であり、また
『親にやってもらいたい。』
『親に甘えたい。』
と矛盾するような感情の狭間や、理想と現実のギャップの狭間で思い通りにならないことをたくさん経験し、成長していきます。
好奇心や自立心旺盛な時期と言えます。
第二次反抗期とは、一般的に小学校高学年~高校生くらいまでを指し、最終親離れの自立、子供から大人への移行期間を言います。
この時期は、第一次反抗期と同じように反抗(自立)と甘え(依存)を繰り返し成長していきます。
今までは親や教師のやることなすことが全て正しいと思い込み、それに従ってやってきましたが、大人社会に入る為、
『親や教師の言うことは本当に正しいのか。』
と疑問やたくさんの矛盾をし始めます。
大人へと移行する為、『もう自分は大人なんだ。』という自我や自立心旺盛になり、親や教師に対して反抗したり、人と違うことをして目立ってみたり、プライドを大きく持ってみたり、見栄や意地を張ってみたり、自分の考えを譲らなかったりと自分を大きく見せ自己主張が強くなります。自己主張をすることで、自己肯定感や存在価値を確かめます。
その一方、まだまだ一人前の大人ではない為、また今まで形成されてきたホルモンバランスが崩れ、新しい基盤が形成される為、とても不安定な状態であり、『まだ自分は子供なんだ。』と親や教師、周りの人に甘えを求め、依存します。
将来のことに大きく不安を抱き、
『自分は一体何者なのか。』
『自分は何がやりたいのか。』と自分探しや試行錯誤をしながら成長していきます。
この時期は、
『もう自分は大人なんだ。』
『自分の考えは譲らない。』
『自分には大きなプライドや意地がある。』
『自分が正しい。』
と全てに攻撃心を持ち、大きく自立心を見せる一方、
『まだ自分は子供なんだ。』
『まだまだ親や教師に甘えたい。』
と大きな不安を持ち、依存を求める、大人と子供の狭間に置かれ、とても混乱する時期であり、このとても不安定な時期の中で様々な矛盾や葛藤や困難とぶつかりあいながら成長していきます。
誰もが通る道であり、この反抗期を乗り越えるとしっかりした立派な大人になれます。
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ななしさん
すごい・・・
ものすごく当たってるしww
今6年のアタシはそのとおりで、
第二次反抗期ですねww
お母さんや教師の言ったものごとに対して
「なんでそんなこと言うの?」
とか
「自分ができないこと言わないでよ」
など、四六時中因縁つけてますねww
反抗期だというのは分かっていても、
なんというかww
自分勝手になってしまうんですよねww
こんなアタシがこれから成長できればいいのですが、
今のところ特に成長したことなど実感していないのが事実でしてww
乗り越えれるのかどうかもわからない状況なのです。ハイww
byちぇりー
ななしさん
そうなんですね
ななしさん
この他に遅れてきた反抗期と言われるものがあります。
大人になるって難しいね。
ななしさん
ルソーの「第二の誕生」の事ですかね
人は二度生まれるって聞いたことがあります。
私自身はまだまだですが…
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