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親密になりすぎた同性の友達に、ついに彼氏ができた。気持ちの整理をつけたい。

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前の小瓶で書いた、同性の友達の話。
ひとつの恋が終わったので気持ちの整理のために、何が起きたのかつらつら書こうと思う。正直やりきれない。書かないとやってられない。拾ってくれた人、ありがとうございます。


彼女と知り合ったのは4年前の夏。私が当時付き合いはじめた、職人の男性に弟子入りしたばかりだった。なんだか、たたずまいが可愛いな…と思ったことは今でも覚えている。華奢で小柄で、なんだか猫みたいな5歳年下の女性。

それから一年ほど、趣味と仕事を兼ねたイベントへの参加など彼も含めて3人で会うことがたびたびあった。互いになんとなく気が合うことが分かり、彼そっちのけでいろんな話をするようになった。彼女を可愛く思う気持ちは増すばかりで自分でも不思議だったけど、いままで出会ったことのないタイプの子だから、同性でもなんとなく惹かれるのだろうと納得していた。


距離が急激に近付いたのはまた一年が過ぎたころ。性格の不一致で、私はもう彼と別れていた。そんな折、彼女からかなり重めの相談を受けた。親身になって話を聞いた。なんとか彼女を元気づけたくて、話のタネになればと、彼女が昔から描き続けている歴史系の創作漫画や小説に目を通した。それまでは食わず嫌い?だったのに、見事にはまってしまった。推しのキャラができ、カップリングができ。びっくりするほど、ずぶずぶと沼にはまった。彼女の才能に圧倒された。彼女は予想外の展開にびっくりしながらも、とても嬉しそうだった。その創作は彼女の核のようなものだったから。それからは長電話したり頻繁に遊んだり、仕事の愚痴から萌え話まで毎日のように連絡しあった。彼女はただの友達から、私の「推し」になった。毎日幸せだった。

同時に、私は悩んでいた。彼女に触れてみたいという思いが生まれ、日増しに強くなった。創作物で性的な話があれば、どんな気持ちで書いているのかなと妄想してしまう。自分でも止めようがなくて怖かった。
もともと私は性への好奇心旺盛なタイプで、人生で一度くらいは女性とも性的なことをしたいと思っていた。けれど人生を振り返ると、レズビアンではなさそうだった。じゃあこの気持ちはいったい何だろう。相手は友達で、おそらくヘテロ。言えるはずがない。新しく彼氏を作ればいいとは思ったが、もう心の中は彼女で一杯になっていた。自分のセクシャリティも分からなくなって、泣きそうだった。


そんな折、いつものように萌話で盛り上がった流れでラブホ女子会の話題が彼女の口から出た。拘束具のあるお部屋があり、創作につかえそうな写真を撮りたいな。ということだった。
話をしているうちに二人とも興奮してきて、なんだかあらぬ方向へ話が飛び、いつもは話さない互いの性経験を話していた。彼女はプラトニックな恋しか経験がないが性的なことに興味があること。でも、いきなり男性とするのは怖いなと思っていること。けれどそういう場所に行ったら興奮して身体が反応してしまいそう。と口をすべらせた。私はもう我慢ならず、嫌われる覚悟で、相手が私ではだめかと聞いてしまった。
彼女は驚いていたが、まったく引いたりはせず受け入れてくれた。私は彼女と親しくなってから抱いていた思いを正直に打ち明けた。「うーん、まあそういうこともあるでしょ。」拍子抜けするような答えだった。お互いにある程度以上の信頼関係があれば嫌じゃない。ということだった。私はもう、夢見心地だった。かくして私と彼女は一線を越えた。


私よりは欲の少なそうな、きまぐれな彼女が相手なので、1回きりになるかなと思っていたが、彼女はだれかと全身で触れ合う楽しさと快感に目覚めたようだった。それから何度も「ラブホ女子会」は続いた。彼女の家でお泊りもした。初めて見る顔も、声も、全てが愛おしかった。私は、同性と交わることでしか味わえないありとあらゆる事を残らず記憶に刻みつけた。本当に嬉しくて嬉しくて、生きていて良かったと思えた。


一線を越えてからは、彼女はもう何の遠慮もなく私に甘えてくれるようになり、友達としても何でも言い合えるようになって万事順調に思えた。私が消えてなくなりたいほどつらい時支えてくれたのも彼女だった。彼女の存在が、創作が、私を支えていた。


だけどその一方で、私の彼女に対する執着は強くなっていき、それが自分の心の重荷になっているのも分かっていた。しばらくは見て見ぬふりをして今の幸せに浸ろうとしたけれど、できなくなった。相手にとって私はただの友達でいつか手放さなくてはならない。私も、いつかは次に進まなくてはならない。


彼女がしかるべき男性からアプローチを受けて、私達の別れの日が近づいてくるにつれて、だんだん私の心は辛さに蝕まれて、会える嬉しさの分だけ、反動がきて情緒不安定になっていった。
そういうことには鈍い彼女も、さすがに私の様子がおかしいことに気づいてきたらしかったけれど、やっぱり今までどおり甘えてきた。何度も、これで最後と断ち切ろうとしたけれど、彼女は彼女で大変な時期で私と会って癒やされたいという事情があったため、ずるずると引き留められてしまった。これ以上ないくらい愛らしい、心をかき乱すような甘えた声を自分以外の誰かが聞くなんて……と思うと耐え難くなった。そうなるともう、二人きりの、幸せなはずの最後の数時間すら地獄のようだった。そのあと案の定体調を崩した私は精神的に限界になり、彼女の自分勝手さに彼女を憎みさえした。もう、やめよう。気がついたら口に出ていた。彼女は了承した。


で、最後に会ってから2週間後。その日はやってきた。アプローチしてきた彼と付き合うことにしたと、電話ごしの彼女はめちゃくちゃ幸せそうに言った。やっと踏み出す勇気がでたのだろう。私がどうしているか、心配してたから連絡くれてうれしい。甘え過ぎて、振り回してしまってごめんね。いままでありがとう。と。これで良かった。いままで、私は彼女に笑顔でいてほしいと願ってきたはずだ。良かったね、幸せにね。と電話を切った。でも彼女に対して本気でいらついてしまっている自分もいる。一線越えてからほぼ一年、ここで離れるのはお互いのためかもしれない。


自分が彼女の立場なら、お別れはもう少し上手く立ち回るだろう。でも、仕事関係はクソ真面目でも、プライベートは全然上手く立ち回れない、いったん心を許しすぎた相手には必要な嘘すらつけなくなってしまう、根がワガママで、甘えたで、世間知らずのどうしようもない彼女……だからこそ、私は思いがけず恋に落ちたのだと思う。人生って皮肉なものだ。


いろんな感情が交錯して言葉にならない。
普通の友達関係に戻れるか、今は分からない。
ひとつの恋が終わった。それだけだ。


いくつか恋をしてきたけれど、こんなに夢みたいに幸せでまた辛い恋を私はしたことがなかった。今はとにかく自分をゆっくり休ませてやろうと思う。真剣にだれかと向きあった自分。前を向けますように。
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