いつも現実のことばっかり書いているので、今日は私の頭の中、想像の話。
前の手紙で書いたが、私は想像力が豊かな方で、自分の世界を小説や絵に描いている。
そこには30を超える数のオリジナルキャラクターと、一部の別作品のキャラクターとが生きている。
時代や世界線はいくつもあり、ある世界は現実世界のどこかを描き、またある世界は遥か遠い未来を描いている。
まず断っておくが、私は自分のキャラクターを制御できていない。
能力や名前、性格といった基本情報は弄ったり、会話の始めを指定することはできるが、その先は指定できない。
言うなれば、脳内でアニメが流れているような状態で、会話の始めはアニメでいう時間指定のようなもの。
なので私とキャラクターたちとの関係は「創造主と生物」のような関係ではない。
じゃあどういう関係かというと、観測者と被観測者という関係。
こういう思想のせいで、第四の壁を破るキャラクターが数人いる。
例えば、私が一番優遇してる子は、私の存在に気づいた上で私を利用している。
言わば「自分が作ったものに使われている」ような状態。
一応世界の運営として、行き過ぎた強化は控えているが、いつの間にかインフレ(例:全てを吸収する能力vs全てを放出する能力)バトルになっている。
何もキャラクターのテーマはバトルだけじゃない。
料理が上手な子や、歌・踊りが得意な子、機械が大好きな子や、すごい量の知識を持つ子など、たくさんの子がいる(まだLGBTQテーマの子や医療系の子はいない)。
たまに、オリキャラたちと話したいと思うことがある。
しかし、私はその世界の住人ではないから、声をかけても気づいてくれない。
夢を見ているときのみ、私はその世界の住人で「私」という存在でいる。
オリキャラと話したいがため、私を自分の世界に「登場」させようとしたことがある。
私にはもう残ったまともな個性というものがないというのをそのときに知った。
私の個性は全て、オリキャラに使ってしまっていた。
もちろん、プラスの個性のみである。
私を私と思わせる個性は、もうマイナスなものしか残っていなかった。
励ますのにも難しいものだけが残ってしまった。
だから私は参加しても誰にも話しかけることができないということに気づいた。
話しかけても、会話のネタが無い事にも。
その世界で、私だけ主人公になれないと気づいてから、私を描くのをやめた。
今でも、オリキャラに励ましてほしいと思うことはある。
でもオリキャラとは会話ができないし、そもそも私の世界にうつ病の子や発達障害者はいない。
だから励まそうにもいいセリフがない。
現実でも浮いているというのに、妄想世界では空気ですらないなんて、面白い状態だ。
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あなたへ
はじめまして
自分はいかてんといいます
なんだかもう、とにかくおもしろかった
あなたの中で起こっていることはもちろん、あなたの文章の描き方にも魅了されました
またあなたの話が聞きたい
あわよくば、あなたの中の新しい魅力があなたに見つけられて、キャラクターたちと会話を楽しめたら
と、そう願っています
いかてん(もち好き)より
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