あなたは何円まで人に親切になれる？何円まで自分を犠牲にできる？

ちょっと思うところがあったので聞いて欲しい。
相変わらず無駄に長くなる。
もうちょっと要点まとめて書け、
って自分でも思うが読んでくれたら嬉しい。

この前知人と２人でラーメン屋に行ったんだ。
前に高校生の3人組が並んでて、どれにしようか？どれがいい？なんて話しながら食券買ってた。
「俺」は
『後ろがつかえてるんだから、ダラダラ喋ってないでさっさと決めてくれ』
と内心若干毒づきながらも待ってた。

高校生が買い終わって俺と知人が買う番になった。
俺は常連だったんで頼むメニュー決めてたから先に買おうとしたら、券売機に100円が入ったままだった。

念のため知人に
『まだお金入れてないですよね？』
って確認する俺。
当然、まだ入れてないと返答される。

それを聞いて「私」はお釣りボタンを押す。
お釣り忘れてることに気付かずに談笑してる高校生に「最後に使った人、これ(100円)のこってましたよ」と話しかけ、100円を渡す。

「私」はその行動自体は後悔してないし、普通に親切心や道徳心と言った概念から起こしたものだと思っている。

あとになって「俺」がこう思う。
100円だったから渡せたんだと。
1000円だったら？1万円だったら？
10万、100万、1000万だったら？

誰も見てなかった、そのままパクれた。
でも「私」は高校生に返してあげた。
1万円でも同じように返せたか？
1000万なんて拾ったらまず返さないだろう。
でも事件性があるかも知れないと、身の危険を感じて、保身から届けるかもしれない。
何かの手違いで数千万口座に振り込まれた事件とかあったしな…。

結局「私」は、自分の安全しか考えてない偽善者なんだと「俺」がいう。
誰かに優しくできるのは、自分に余裕があるから自己満足でしているだけなのだと。

これを読んでくれたあなたは、
何円までなら返せますか？
大金を拾って、パクって自分の物にして、
大丈夫な確信があっても、困っているかもしれない落とし主に届けられますか？

「俺」も「私」も多分返せないな。
1万円を1円くらいの感覚で使える余裕があれば、「俺」も「私」も、もっと人に優しく出来るのかな？

そう考えるとお金持ってる人が正義な気がするな…。

名前のない小瓶

169082通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

ななしさん（小瓶主）

小瓶主です。

財布は防犯カメラの映像が保持期間過ぎて削除されてたそうなので諦めました。

12ロールのななしさんのお返事をみて
券売機に100円残ってたときに知人にお金入れてないか確認したのが「俺」なのかが少し自分でも分からなくなりました。

100円が残ってる、という状態を見つけたときに既に「私」の意識が出ていたのか、知人からの返事で釣銭取り忘れと言う状況確定した時点で切り替わったのかが分かりません。

あと基本的に「俺」のことは嫌いです。
自分自身がおそらく「俺」寄りなんだと思います。
苛立ち、怒り、妬み、後悔、敵意、殺意、悲しみ、苦しみ、罪悪感、自己嫌悪etc。
いわゆるマイナスの感情が発露するときは「俺」です。

「私」でいる方が他人に優しく出来るし危害も与えない、自分自身を責めることもない。
でも「俺」が出てきて水を差す。
「俺」は感情的なくせに理屈っぽくて物事を利害関係とか効率で考える節があって、「私」の行動に理由を付けたがる。

たった100円だけど「私」は、
親切心でお金を返した。
やましいことは何もしてない。
自然とそう言う行動を取った。
いいことした、誰も損してない。
ただそれだけの事で良いはず。

なのに「俺」がかき乱す。
「俺」めんどくさい…。

ななしさん（小瓶主）

小瓶主です。

リスクがあるから返すって感じですかね。

それなら俺の財布置引きしたやつ、
今からでも被害届出そうかな。

落とした施設、場所、盗まれた時間が30分以内で特定できてるから、防犯カメラの映像残ってたら警察は捕まえてくれるのかな。

金額は4万くらいだったけど、
戻ってこなくて良いから盗んだ奴を制裁したい。

ななしさん

私は何億円であっても返すと思います。それはお金に余裕があるからじゃなくて、むしろ奨学金借りてやりくりしているけど、お金の価値が分からないから返します。

私にとっては、お金は物体に近いです。精巧な模様の紙切れ。便利だから使っているだけで、どうしてそれが社会をつくるのか、どうして人が時にそれ欲しさに狂ったりするのか、表面的な推測はできても理解はうまくできません。
お金の多寡は、トイレットペーパーの数と似たようなものです。もしかしたら、私は状況によっては金額が小さいほど返さず、大きいほど返すかもしれません。トイレットペーパーの切れ端が飛んでいても無視するけれど、12ロールセットが落ちていたら交番に届けたくなる感覚ですかね。数が大きい方が困る可能性が高いと考えるので。もちろんそうとは限らないのですが。

誰かに優しくできる人は、小瓶主さんがおっしゃるように余裕がある人と、私がお金に対してそうであるように、他人にさほど興味がない人だと思います。
優しさって主観的なものと客観的なものがあって、それらが噛み合わないときにはありがた迷惑やなぜか感謝されてる状況になりますよね。完全に成立する優しさって、結果論なんじゃないでしょうかね。

小瓶主さんの主語の使い分け、「俺」は現実主義で、小瓶主さんはたまに悪と捉えていて、あまり好きではないのかな、という印象を持ちました。双子のような「私」は、どちらかというと善で、実際お金を返している。
「俺」の言う優しさは攻撃性のなさ、「私」の言う優しさは偽善的要素の排除なのでしょうか？二つの優しさは、厳密には同じ意味でないような気がします。
ところで、高校生の行動にいらだちを覚えながらも、お金を返すという行動の初め、知人にお金を入れていないか確認したのは「俺」なんですね。まるで「私」を誘導しているみたいです。

ななしさん

お金持ちじゃないけど、いくらでも返す。

パクってバレて訴えられることが怖い小心者だから。

なら、小心者は正義か⁉︎

ごろー

大金を拾って、パクって自分の物にして、大丈夫な確信があったら、基本無視かな。。。
余計なことに巻き込まれたくないから。。

逆に大金を拾わないと面倒になるのなら、仕方ないからひろうかな。。

そして、悪銭身に付かずというから。。

トルコかウクライナに全額寄付して、手元からそのお金を無くすかな。

宝くじで一等当たった人もかなりの割合で不幸だと言うし。。。

結論、面倒事には関わりたくないし、突然湧いたお金で惑わされたくないです

小瓶主さんの他の小瓶

誰かの小瓶に書いたその返事は、本当にその人のためか？自分の言いたいことを言うために利用してないか？嫌いな人間は消えたら良いのに。醜い人間は消えたら良いのに。誰かに嫌われるような人間は何かしら問題がある。誰かを嫌うような人間も醜い。たまの贅沢？いつもの贅沢？丁度いい贅沢とかなんなんだろう。

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

この命を生きたくても生きられない人に上げたい生きるのが辛い人死にたい人へやらなくちゃいけないことをやれない。やりたいことすらやる気が出なくてやれない。じゃあ自分は何ができるって言うのさ。消えてくれよ死にたくないけど、生きていたくもないねってはなし。嫌悪と憎悪に支配される。嫌いなやつの記憶を消したい。知覚したくない。名前も見たくない。存在そのものが嫌。生理的にもう受け付けない。俺にとっての絶対悪わからない。すごく気持ちが悪い。気持ちの整理がつかない考えないふり、見ないふり、聞かないふり、どれをしても現実の怪獣が私の前にやってくる自分はかなりの暑がりで、ここ数日はもう寝苦しさを感じているくらいです。眠ることが好きなので、快適な睡眠の為に、そろそろ寝間着も布団も春仕様に変えようと思います。中学になったら、ちゃんと学校行けるのかなぁしんどい。通信制から大学生になって。体力ないし心の調子そんなにいいわけじゃないのに長距離通学でとても辛い。死にたい。苦しい。私の人生ってなんだったんだろう。頑張ってきたはずなのに。明日で人生が終わるかもしれない。私のせいで、子どもにも親にも迷惑かけてしまった推しが批判されたのを知って辛くなった。どうしたらいい？あなたに優しくされたいのに　わがままな私　本当はもっと愛されたくて　愛したくて本当に嫌い明らかに新人には無理そうなレベルの仕事内容や仕事量押し付けてくるバイト先呆れて明日から無断欠勤する。体調も優れない。