僕は良く妄想をするんです
好きな人と付き合うとかそういうのじゃなくて
好きなアニメとか歌い手さんとか
その世界に入り込んだ感じの妄想なんです
元々、小さい頃から親に相手にされなくて
そのときに遊び相手になってくれてたのがぬいぐるみの
ミルクちゃん
その影響か一回頭で考えるとそれが
見えたり聞こえたりするんです
例えば、ドアの近くに髪の長い女の人が居るとか
好きなキャラが喋ってくれたり
今は完全にオリキャラの
幼馴染を作って頭の中で会話するんです
またに実際に声に出てるみたいで
親に昨日ひとりで何笑ってたの?とか昨日何喋ってたの?
って聞かれたりします
オリキャラの名前
莉音ちゃんとくぅ君、雪兎先輩、シャム猫先輩って子
雪兎先輩のイメージはカードキャプターさくらの
雪兎先輩でおっとりしてて優しい人
莉音ちゃんは優しくて何でもできる可愛い子
くぅはメンヘラで無自覚に束縛してくる
自傷行為も自殺未遂もする
病み系の子
シャム猫先輩はゲームが上手で優しい人
夜桜 零も妄想の子のひとりでもう一人の僕
空想の中なら幸せで理解してくれて
何もかもうまくいって自由でいられる
なに話したかったか忘れちゃった…
1個前の小瓶で「死にたい」「消えたい」って
「自殺したくなる」って言ったけど妄想の中で
僕は何度か死んでるまたは未遂をしてる
2階から飛び降りたり、橋から落ちてみたり
親に殺されてみたり、強盗に殺されてみたり
最近その妄想がはっきりしてくるようになったから
1個前の小瓶を流したんです
いつか本当に落ちる気がする
落ちてもいいけどそんな事、精神科の先生に言えないし
本音なんて言えないですよね
僕は「夜桜 零」で「夜桜 零」じゃ無い
莉音ちゃん、くぅ、雪兎先輩、
シャム猫先輩みんな現実にはいない
結局僕はひとりぼっちで誰も理解はしてくれない
空想の中の僕は幸せなのに
現実の僕は幸せじゃない
たまに妄想と現実の区別がつかなくなる時があるんです
あれ?くぅは?莉音は?って
僕の一人称は「僕」?それとも「俺」?それとも「私」?
僕は何者なんだっけ?
アニメの中のキャラ?歌い手?それとも人形?
本音は飲み込んで嘘ばかりを吐き出す
「嘘」 (本音) 『相手』
「大丈夫だよ」 (助けてよ)
「分からない」 (嫌だ、やりたくない)
「楽しいね」 (辛い)
「覚えてない」 (覚えてるよ、今でもトラウマだ)
『あいつウザいよね』
「そうだね」 (そんなの知らないよ、どうでもいい)
『雨だと気分沈むよね?』
「そうですね」 (雨だと気分あがるけどな〜)
「自傷行為してる子どう思う?」
『辞めたほうが良いと思う、自分傷つけるのは駄目』
「そうだよね(笑)」 (あぁやっぱり理解されない)
「変な事聞いてごめんね」
『大丈夫だよ』
「ありがとう」 (誰か気づいて…助けてよ)
『辛かったら相談してね』
「うん、ありがとう」 (出来るわけないじゃん)
結局は嘘ばかり
本音なんて言えない
良い子ちゃん演じて
普通の子を演じて、誰にも本音は言えなくて
そうやって心に溜めた本音が
たまに爆発する