苦しいですね。
自分の経験したことをお話しようと思います。
私は、劣悪で治安の最悪な環境で生まれました、何度も死のうとしました、何度も死にかけました。いじめなんか日常的で学校でのいたずらや仲間はずれなどとは比にならないくらいの犯罪でした。周りでは人が殴られていたり警察が来て知っている人が取り押さえられていたり、壮絶な世界でした。ライターで指を燃やされている人もいました。
でも、一生、死んでしまうまで一緒にいたいと思える親友がいました。そいつはどんなに辛くても笑顔でした。家から3キロ近く離れた場所にだれも知らないような小さな砂浜がありました、そこはとてもきれいで唯一心が安らぐ場所でした。そいつと二人でその砂浜で昼寝をしたり海で泳いだり毎日のように遊んでいました。
でも、いつものようにそいつの家に行ったら、いつも明るいはずのそいつの家には明かりがなく、中にはいったらそいつは涙を流しながら床に倒れていました。私は涙を流したくても極度の脱水状態で体の水分が枯渇していて泣くことすらできずにそいつの横に寝転がって眠っていました。
そいつは人生の一部でした。私は大切な人を失いました。
後ほどそいつの死因は薬物中毒によるものと聞かされました。両親が殴り合いの喧嘩をした後に捨てられてしまったとのことでした。
でもそいつは今も私の心の中で生きています。
今の私はそいつが見れなかった景色を見せてやろうと人生を頑張って生きています。
一緒に行きましょう。