小説２（雑＆キャラ崩壊&何でも許せる人向け）。A promise to you～Starscream and the N

【これまでのあらすじ】
落とし物の「箱」を拾ったディセプティコンの女戦士リーディア。
その箱はスタースクリームのものだった。
拾ってくれたリーディアに笑みを見せたスタースクリーム。
リーディアもそれに応えるように笑ったのであった…

「ところでさ、その箱には何が入ってるんだ？」
リーディアは不思議そうな顔をしてスタースクリームに尋ねた。
「ばっ、バカヤロー！見せれるわけねぇだろ！？！？個人情報だぜ！？」
スタースクリームはリーディアの言葉を聞くなり真っ赤になり声を少し荒げた。
「中身まで見せろとは言ってないだろ…」
リーディアは妙に落ち着いた声で言った。
「あ…そうか…あれだ、データが入ってるんだ。俺の」
スタースクリームは落ち着きを取り戻したのかいつもの声音で言うと軽く深呼吸をした。
「ニューリーダーになるために色々集めてるんだね～。ちょっと感心したぞ」
そう言うとスタースクリームの肩に手を伸ばして軽く叩く。
少しだけ下を向くとほんのり笑みをこぼすリーディアの顔が見られた。
「まぁな。いつか俺様がニューリーダーになった暁には、お前をナンバーツーにしてやってもいいんだからなっ」
「そっかそっか。それは気持ちだけもらっておくよ…ふぁぁあ…さすがにもう限界だ。そろそろ寝る。じゃぁな」
そう言いながらあくびをするとリーディアは足早に廊下から去っていった。
「……とりあえずこれが見つかってよかったぜ…」
そう呟くとスタースクリームは箱を大事そうに抱えながら部屋へと戻っていった…
一方そのころ兄弟機スカイワープ&サンダークラッカーはというと…
「おいサンクラ、このソンブレロ帽被った猫の動画すげぇおもしれーぞ。」
流行りのミーム動画ばかり見ていた。
「おい俺は寝たいんだ…静かにしてくれそして電気を消せ。あと俺の名前を略して呼ぶな」
そうサンダークラッカーがつぶやいたとき。
箱を持ったスタースクリームが帰ってきた。
「落とし物は見つかったんですかいスタースクリーム？」
スカイワープが不機嫌そうな声で言った。
「あぁ。この通り見つかったぜ。リーディアが拾ってくれててよ」
スタースクリームは箱を棚の上に置くと大事そうにそれを見つめる。
「そうかいそうかい…ふぁあ～あぁあ……とっとと寝るぞ。早くベッドに入れ。電気消すぞ」
「「おう」」
サンダークラッカーがそういうとスカイワープとスタースクリームはベッドに潜り込んだ。
そして数分後、三機はゆっくりとスリープモードへ入っていった。

to be continued...

〈あとがきという名の言い訳〉
第二話いかがだったでしょうか。
今回もなんとかまともにかけてよかったよかった。
そんなわけでちょっと余談。
書くのを忘れていましたがリーディアはオリキャラを勝手にトランスフォーマー化させた非公式キャラで、トランスフォームしない(厳密にはトランスフォームするが翼が展開するだけ)というキャラです。
鳥型のセイレーンを堕天使化させたようなやつだと言ったら分かりやすいかと…
ほかにもオリキャラはいるのですがリーディアが定着しすぎて描くもの作るものほとんどにリーディアが出演するという事態に…
さて次回はプライム版で意外と人気の高い「仕事しない、勝手に出歩く、キザなセリフを吐く赤いアイツ」ともう一人のオリキャラを登場させようと思ってます。
感想や質問、指摘箇所などあれば遠慮なくコメントお願いします！
最後まで閲覧ありがとうございました！
第三話をお楽しみに！（いつ書くかわからんけど）