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すとぷり夢小説⑬ 最終回

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前回とだいぶ間が空いてしまいましたが、いよいよ最終回です‼最終回は長くしてみました!

では、はじまり~

さてそろそろ寝ようかな。明日はすとぷりとのコラボライブだし最近はライブ三昧だから疲れ切ってるし

るぅと:「おやすみなさい~」

私:「おやすみ」

{就寝}

私は夢を見た。

何があったのかは記憶にない

ただ目の前には倒れているパパとママ。

何が間違いなのかわからなかった。

そこで場所が変わった

目の前にいるのは私の大親友だった’’ゆな’’

ゆな:「私の想いを願いを未来を頼んだよ華」

私:「ゆな!」

気がついたときにはゆなはいなかった

ゆなが立っていた場所に残されていたのは靴と私宛の手紙だった

その内容はまだ一度も見たことがない

( ゚д゚)ハッ!
またあの夢か。
気づいたら涙がこぼれていた

るぅと:「大丈夫ですか?」

私:「うん。大丈夫」

私たちはライブに向けて準備をしてステージにたった。

順調にライブは進んでいった

莉犬:「ラスト〜!!」

ステージで歌っている最中の出来事だった

突然悲鳴が聞こえた。メンバーは歌うのに夢中で聞こえていないらしい

男が銃を持ってステージに走ってきている

確かあの男さとみを襲った...まさか今回もさとみを狙って!

まずいこの距離だと確実にやつの射程内!もう構えてる!

これ以上もう何も失いたくない。私は必死でさとみのもとに走った。

間に合ったかどうかもわからないタイミングで銃声が会場に響き渡った。

玉は私の胸に的中した

激しい痛みが走った

やばい撃たれた

客席の方はスタッフが慌てて指示を出していた

男は警備員に取り押さえられていた

メンバーが私のもとに駆け寄ってきた

あれ⁉おかしい

撃たれたのに血が出ていない

私は胸元に目を向けたそこには

エメラルドが埋め込まれたロケットペンダントがあった

中に入っているのは私とゆなとるぅとで取った小さな写真。

これはゆなが誕生日にプレゼントしてくれたものだった

私はゆなの言葉を思い出した

’’これは絶対に華を守ってくれるよ’’

途端に涙が溢れた

私はその時エメラルドの美しさに惹かれて聞き流していた

玉は私の前に転がっていた

ありがとうゆな。大切なものを失わずにすんだよ

ゆなの言う通りだった。帰ったらまだ読んでいなかった手紙を読んでみよう。

私は立ち上がった

みんな驚いているようだった。

私は落としたマイクをもう一度取ったそして客席の方へ歩いていった。

そして途中で止まってしまった曲をもう一度歌いだした。

本来なら客席を歩きながら歌うことは無いだろう。でもこれが一番だと思った。

私はたくさんのファンサをしながらドーム全体を駆け回った

そしてライブは終わった

スタッフからは警備の甘さで謝罪された。

この件は私の意向で伏せることにした。

さてメンバーはどこに行ったのかな?

おっいたいた!

私:「おーい!」

するとメンバーは急に私に抱きついてきた

さとみ:「本当にすみませんでした。二回も命を救われるなんて」

莉犬:「僕だったら絶対にあんなことできないよ」

ころん:「まさか華だけしか気づいて無いなんて」

るぅと:「帰ったらお墓参り行きますよ!」

私:「そうだね帰ったらお礼言いに行かないと」

{翌日}

今日はメンバー全員でゆなと私の親のお墓参りに来ています。

ころん:「にしても暑くね」

ななもり:「帰りはアイス買ってこ」

私:「もう夏だね〜。ついたよ」

メンバー全員でお墓をきれいにした。

私:「ゆな、ママ、パパ、昨日は本当にありがとう。ゆな、このペンダント本当にありがとう。これ以上大切なものを失わずにすんだよ。これからはたまにるぅとと遊びに来るから。あんまり寂しがったらダメだよ。」

私:「じゃあ帰るか」

ジェル:「ところでずっと前から気になってたんやけどるぅとと華ってどんな関係なん?」

あれ?話してなかったけ?

るぅと:「ぼくたち幼馴染なんです」

えーーー!(゚д゚)!

まあ、そうなると思ったけど

私:「はいはい早く帰るよ!」

メンバー:はーい

ゆな:「華が楽しそうで本当によかった。またるぅとだけじゃなくてメンバー全員で来てね」

私:「うん!約束!」

その時の声は懐かしいゆなの声だった

さとみ:「なんか言った?」

私:「ううん。なんでも無い」

人生なんてハズレくじばっかりだと思っていた。神様はいつも私の大切なものを奪っていく。そう思っていた。だけどすとぷりのみんなと出会ってから私の運命は変わった。ひとりじゃないってわからせてくれた。たくさんの思い出をくれた。この思い出はきっと忘れはしないだろう。過去の話はまた機会があればメンバーにも話てみよう。ゆなのことも話てみよう。

これから何かあってもきっと乗り越えるような気がする。

今なら胸を張って言えるだろうこの仲間は


私の全てをかけても守って見せると。


ゆなが私にしてくれたように。



莉生:「おーい華〜」

るぅと:「早く来て下さーい」

さとみ:「早く来いよー」

ころん:「あっつーい?」

ななもり:「アイス買ってあげるから」

ジェル:「みんな華のことまったりや!特にころん!」

私:「すぐに行くから!」


この大切な気持ちを胸に抱えたまま私は未来へと進んで行くのだろう。


これからの未来を信じて


これは6人の最強エンターテイナー集団とすべてを持って生まれた一人の少女のすべてを描いた物語である




〜FIN〜


どうでしたかすとぷり夢小説⑬⁉また第二弾も書いてみたいと思います。この話の続きをまた少し書くので(多分)ぜひ見てほしいです!面白いと思った人はお返事お待ちしています!ではまた!!どこかで!
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華ちゃん、また凄い勇気ですね……感動。
そして親友からのペンダントに命を救われたというのもまた、いいエピソードだと思いました。
結び方もお上手ですし、凄いです!
第二弾、ぜひぜひ書いていただきたいです!
待ってます!!
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