通りすがりの狼です。
あなたに届く言葉を、狼は持っていないけれど。
気が重いと思うことを抱える必要はありません。
心臓が痛むことを考える必要はありません。
人間はうぬぼれないと生きていけない生物です。
「生きるのに向いていない」と感じているあなたは、きっと今とても苦しいでしょう。辛いでしょう。
狼はあなたに手を伸ばすことができない。それが今とても悔しいです。
だから文字を流すことしかできない狼をどうか許してください。
あなたの過去も今も、狼は知らないけど。あなたの小瓶に、自分の愚かさや弱さへの嫌悪と未来への絶望が詰め込まれているのを、狼は感じました。
未来のことなんて考えたくないですよね。
消えてしまえばいっそ楽に...と思いますよね。
でもあなたほど人生に悩んでいる人は少ない。あなたほど人生を考えて生きている人はそうそういない。
だから狼はあなたとお話がしたい。苦しいと、悲しいと叫んでいるあなたの支えになりたい。
言葉を書くことしかできない狼にも、何かあなたに届けられるものはありますか。