もうすぐ2月になる
この小瓶が届くころにはもう2月の中旬くらいかな
高校生として過ごして約1年
もうすぐ16歳になって2年になるこの節目の時期に気持ちを整理するためにこの小瓶を残します
自分でいうのもなんですが小さい頃の私は今とは正反対な明るくて無邪気な子供だったと思います
休み時間には男子に混ざってドッチボールをするような
高学年になって一気に遊ばなくなりましたね
うちの学校では百人一首と八の字に力入れなきゃいけなくて
それでもほかのクラスの子は少しですが遊んでました
私の担任の先生だけすごい熱量でw
まあ、せっかくだから頑張ってたんですけどそう簡単にもいかなくて
僕はどっちも苦手で、すぐ失敗したんです
失敗を繰り返す僕を先生すごい目で見てきて、練習から外されて
下手な2,3人だけで練習しろっていうんです
そんな少人数でどうやって練習しろってゆうんですかね
百人一首も別にうまくなくて
忘れ物も多くて
勉強もできなくて
先生の言ったことうまくくみ取れなくて
要は嫌われてたんです、僕
何しても怒られて
だけど、そのころの僕無駄に諦め悪くて
気に入ってもらおうと必死だったんです
野外活動に行くとき、僕就寝班の副班長になったんです
少しでも何かできる姿を見せたくて
役割が決まったあと先生に呼び出されて、褒めてくれるかななんて淡い期待を胸についていきました
先生の口から出た言葉は褒めの言葉とはかけ離れていた
お前なんかが副班長で班員の子がかわいそうだって
言葉でした
どうしてこんな言葉を言われなきゃいけなかったんでしょうか
苦手だった百人一首も沢山練習して、県の大会で3位とったんです
初心者の部だったけど
クラスで三位以上とれたの僕だけで、会場には先生もいて
やっと認めてもらえる
そう思ったんです
だけど、次の日の朝礼の時間
先生はうちのクラスで勝てた人はいなかったねーって
言ったんですよ
僕、みんなの前で表彰もされたのに
先生には僕が見えてないんだ?ってつらくなりました
八の字も学校内の大会で私が最後に絡まってしまって
チームメンバーの一人につらく当たられてしまったんです
僕も悔しくて泣いてしまって、近くの友達が慰めてくれたんですが、後からきて泣いている僕を見た先生が理由を聞いてくだらない、と僕に言ってきました
もう限界でした
人に当たってしまうようになりました
クラスメイトのある一人を無視するようになっていました
もともとあったいじめに加担してしまいました
その子には本当に申し訳ないことをしました
誤っても、償いきれないです
その話もなぜか僕だけ見せしめのように怒られて
全部わからなくなって
認めてもらえない自分が嫌いでした
周りが見えなくなっていじめに加担してしまう自分がめっぽう嫌いになりました
それでも自分のことしか見えなくて自分が一番つらいと思ってしまう自分が何よりも大嫌いでした
最高学年に上がりました
本当にいい先生に巡り合えて、幸せでした
怒られて泣いてしまったとき
なんで泣いてるんだと前の先生のように追い打ちをかけるのではなく、泣かなくてもいい、泣くほどのことじゃないよと僕の呼吸が落ち着くまで待ってくれました
私のことをほめてくれました
幸せでつらいこと全部忘れられました
中学生に上がってもその先生のおかげで思い出すこともほとんどありませんでした
コロナが流行って、一時休校期間がありました
その時を機に新しくゲームを入れてみたんです
オンラインゲームだったんですけど、そこでかけがえのない人たちに出会いました
短期間であんなに仲良くなったのは初めてで、同じアニメが好きで、趣味が合って
そんな5人が大好きでした
しかし、休校期間が明けてみんな疎遠になってしまって
僕はとうとう携帯機種のせいでゲームすら開けなくなってしまって
そんな時でした
とてつもない寂しさにかられて、同時につらかった時のことを思い出してしまいました
皆に会えなくなってしまった反動でしょうか
先生に言われたことをことこまやかに思い出してしまって
僕はだんだん精神を病んでいきました
唐突に思い出して過呼吸になったり
涙が出たり
妙にこだわりが強くなって物を多少動かされただけで烈火のごとく怒ったり
今までなかったことばかりで自分自身も困惑してしまって
いっぱいいっぱいでした
このころに宛てメに出会って
心のよりどころにするようになっていました
いつしか怒りも自分で全くコントロールができなくなってしまって
無理やり自分をいさめる為に自傷行為をするようになっていました
やがて思春期を迎えた僕は自分の性別に疑問が生まれ、
女の体であることがひどく嫌になりました
髪もバッサリ切ってかわいらしい服を着ないようになりました
ですが不思議と恋愛対象は男のままだったり、スカートをはいてもそこまで嫌悪感はなかったり
女のからだであることだけが嫌なんだと思いました
幸い多様な時代になりつつあったのでこれに関しては自分の中で対処することができました
3年になり、もうすぐ受験追い込まれつつあった私に追い打ちをかけたのは親友でした
私は3年ほど前から好きな人がいてその話を親友によくしていました
その子のおかげで一緒に遊びに行ったりもできました
すごく楽しかったけど
だけど、彼が好きになったのは僕ではなく僕の隣にいた親友でした
彼女は一度は断りましたが、僕の大丈夫という言葉を信じたのか自分から告白して付き合っていました
大事な親友ですし、好きだった人もお前は唯一の女友達だって言ってくれたので恨むつもりは全くありませんし、親友はいつまでも親友です
だけど、そも出来事が僕を追い詰めたのはまぎれもない事実でした
あてつけのように僕も昔告白してくれた人と付き合い始めて
その人を僕は好きだったけど、結局は破局してしまって
僕は本当に最低な人間です
高校ではそれなりにおとなしく生きたつもりです
僕という人間がこれ以上誰かに嫌われないように
ですが世界は残酷なもので嫌われなければ、愛されもしません
恋愛体質な僕には今日も好きな人がいます
前と違って仲のいい人ではないけれど
少しでも愛される人間になろうと日々必死です
ここまで読んでくださった皆さん、お疲れ様です
読みにくくて長かったのにありがたいです
これにて僕の今までを振り返った記録は終わりです
これからも精進して生きていきます