友だちも居て、恋人も居て、優しい家族も居る
そんなあの子が羨ましい
毎日が楽しそうで、毎日幸せそう
私には友だちも居ない、恋人も居ない、
優しい家族も居ない
ひとりだけ私にも大切な人が居た
私の側にいてくれた
偽りの私じゃない、本当の私を受け入れてくれた
私にはその人だけが生きる意味だった
不登校で泣くことも笑う事も出来なかった
そんな私の生きる意味になってくれた人
大切ですごく大好きだった
本当に大好きだった。
なのに、
私は大好きな人にずっと迷惑をかけていたんだ
私はすぐ死のうとして
その人に 死にたい、もう死ぬ
いつもそう言って死ぬ死ぬ詐欺してた
本当に死にたかった
だけど、死ぬのが怖かった
ただ心配されたかっただけなのかも知れない
私が死にたいなんて言わなければ
ずっと笑っていれば
もっと気持ちを伝えていれば
もっと自分の性格を君の好みに変えていれば
今でも一緒に居れたのかな
先に変わったのは君だと思ってた
だけど、先に変わったのは私だったんだ
最初は寂しくなったら
もっと話しかけたり、
素直に寂しいって伝えてたのに
素直に気持ちを言えなくなって
死にたいって言ったり
自分からあまり話しかけなくなった
変わったのは私だったんだ
もっと素直になれてたら
もっと気持ちを伝えていれば
今さら後悔してももう遅い