『あなたは〇〇はできますか?』
『〇〇は得意ですか?』と聞かれて
『はい、できますよ』『得意です』
『苦手だと思ったことは一度もないです』
などとすぐに答えられる人。
『得意な教科はありますか?』
『貴方の特技はありますか?』
『長所はなんですか?』と聞かれて
『〇〇です‼︎いつも高得点キープしてます‼︎』『小さな頃から〇〇をしてます』『〇〇なところです』
と胸を張って答えられる人。
周りはそういう人ばかり。
それを見て『なんでそんなに自信を持って答えられるのか。』と疑問に思う私の方が、おかしいのだろうか。
誰しも何かしら得意不得意がある。
でも私には得意が一つも見当たらない。
何か突出してできることがあるわけではなく、
だからといって平均的に色々できるというわけでもない。
みんなが簡単にやってのけることですら、できない。平均的にもできることがない。
『できる』ことがないのに、『できない』ことの多さが目立っているから、私はやっぱり普通以下、いや底辺の中の底辺の人間なんだろう。
周りができるのではなくて、
周りが自信家なのではなくて、
私が何もできないだけなのであって。
私が取り柄のない底辺な人間なのであって。。
だからきっとおかしいのは私なんだ。
私にできること。
私にしかないもの。
ない……ないんだ…
みんなは答えられること。
みんなにはあること。
欠点は山ほどあるのに。
私は普通ではない。
平均にもなれない。
どうしてこうなったんだろう。
私みたいなやつがのうのうと生きてていいのかな。
もう分からない。