言論の自由があってもなんでも言っていいわけでは無い。誹謗中傷なんて以ての外だ。
だが、ひとたびネット上を見渡せば誹謗中傷、罵詈雑言の嵐。真面目に真摯に建設的な議論をしているコミュニティなんて本当にごく少数に感じる。
何故、人はこうも攻撃的で他者を見下したがるのか・・・。
私は社会秩序や調和を乱す者が嫌いだ。利己的な行いで他者を攻撃し貶める行為をする人間たちが理解できない。
幼い頃に母親から「自分がされて嫌なことは他人にもするな」と何度も口酸っぱく教えられた。それは間違っていないと大人になった今でも確信を持っている。
だが現実は非情だ。生まれた環境や育った環境の影響もあるが、ズルをした者や不真面目な人間の方が得をして有利になる事の方が多い。真面目で馬鹿正直な人間はいつも必ず損をする。
パワハラ、モラハラ、人を傷付けても何も感じない人間も居るし、人を傷付けている自覚さえまったく無い人間も居る。
そういう人たちに人生を狂わされた人間はたくさんいるのだろう。私もその一人だと思う。
人の心は移ろいやすくとても脆いもの。だから今持ってる感情や気持ちに絶対的な保証なんて無いけど、やっぱり傷付けたり争い合うのは好きじゃない。誰もが苦しみや悲しみを感じる為だけに生きていて存在しているわけでは無いはずなんだ。
だけどそういう「醜悪な人間」という存在にそのものに絶望している自分もいる。
この世界に生まれ落ちた意味なんてあるのか?。わかってる、意味なんて無いんだよ。だけどだからと言って自己中心的になって好き勝手やって道徳心や倫理観に反した行いをすることは間違っていると思う。
現実社会やネット上の心無い言葉や罵倒に惑わされないで自分の正しい心を信じることが大事なんだと思う。
争いの根源を断つことは現実的に考えて無理だろう。社会的、文明的発展に端を発する過酷な競争、領土や資源の奪い合い、与する立場の違い、主義主張の違い・・・。
人間の歴史は争いの歴史とも言うが、きっと100年後も1000年後も今と同じ様に分かり合えない人間同士で争い憎しみ合っているんだろうね。
目には見えない大量の数え切れないほどの屍の上で、人はいつの時代も過ちを過ちとも認識せずに結果が既に出ているイカサマ賭博の様な事をして色々な命を弄んで行くのだろう。
そんな現実や世界に私はもう疲れたので距離を取って一人ひっそりと暮らしてひっそりと死ぬことを望んでいる。
ただそれだけ。