注意!
この小瓶では、「魔法少女まどか☆マギカ」の二次創作に関する魔法少年に関する言及があります。
魔法少年が苦手な方、まどマギに魔法少年が出ることに嫌悪感を感じた方は、ブラウザバックをお願いします。
大丈夫ですね?
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キュゥべえと契約した少女は、魔法少女として魔女と戦っています。
魔法少年もキュゥべえと契約して願いを叶えてもらう代わりに、魔女と戦っています。
魔法少年は恋をすると、「女の子を守ってあげたい」と思うようになります。
そして、魔女を倒した後に手に入れたグリーフシードを好きな魔法少女にあげるようになるといった行動をとるようになります。
魔法少女と魔法少年にとって魔女と戦うことは、死と隣り合わせです。
そんな危険な状況で共に戦っている異性に助けられたら、惚れてしまうじゃないですか(これを「吊り橋効果」と言うんだとか)。
魔法少女も魔法少年の頼りがいのあるところに惹かれてしまい、恋をしてしまいます。
そこで魔法少女は、その魔法少年との恋愛を成就させたいと願います。
魔法少女と魔法少年が恋を成就させたとします。
どちらか一方でも魔女との戦いで死ぬか、ソウルジェムが濁りきって魔女になるかで、結ばれない恋になる可能性が高いので、「引き裂かれる前に自分達の生きた証拠が欲しい」と望むようになります。
大抵の場合、魔法少女と魔法少年は若過ぎて結婚できないし、2人が結婚できる年齢になるまでに死んでしまっているかもしれません。
そこで、魔法少女と魔法少年は「死ぬ前に結婚したい」と強く望むようになります。
そう考えると、魔法少女と魔法少年が将来への愛を誓い合う「仮婚式」も、「結婚したくてもできない」から切ないですね。
仮婚してから伴侶に先立たれると、遺される側の絶望は更に深くなる(=魔女化するリスクが高くなる)のですが、物事を短絡的にしか考えられない多くの魔法少女と魔法少年は、それでも仮婚したいと望みます。
中には、仮婚だけでなく、戦うことになるなら一緒に死のうと心中したり、若いうちに子供を授かってしまう魔法少女と魔法少年のカップルもいます。
魔法少女と魔法少年にとって、仮婚は結婚に匹敵する愛の形ですが、やはり切ないものがあります。