どうしてだろう
なんだかとっても惨めな気分だ
同じ年の同級生が
とっても眩しく見える
自分のためにと頑張った勉強
それはただの自己満足だった
親や教師はいい点を求めるだけ
そうして俺は壊れてしまった
何にもできなくなってしまった
高校の同窓会
優しい同級生は一言も言わなかった
あれだけ豪語していたのに専門学校か
今となっては
そう言ってくれていた方が
まだ楽だったかもしれない
最終的に
俺は行きたい大学に行ったけれど
確かに学歴社会の勝ち組かもしれないけれど
人生の負け組になってしまった
俺がODしたとき、母さんは俺を怒鳴るだけだった
後輩は助かって良かったですねと言った
息子の命は警察に迷惑をかけたことへの世間体より遥かに軽いということか
だとしたら俺って世の中にいらなくね?
同級生はみんな大人になった
とても眩しい
とても羨ましい
俺は永遠の少年
今日も心の中に決して射すことのない光を求めて
苦しみ耐える