社会人として働き始めて半年経ったけど、学生の頃は微塵も思わなかった「死にたい」っていう気持ちがどういうものなのか分かってきてしまった。
まず、死にたいと思っている人は、全員が実行に移そうとしているわけではないということ。
死にたいというより消えたいというのが正しい。
漠然と死にたいと思っているだけで、別に本気で実行に移そうとしてる訳ではない段階の人もいる。私がそう。(もちろん実行に移す寸前の人もいる)
小説が終わるとその世界や登場人物が全部そこで終了になるじゃん。私もそんな感じでハイ、終わり!て感じになりたい。そう思ってるだけ。
次に、死にたいからといって、必ずしもこの世の終わりのような辛いめに合っている訳じゃないということ。
私は環境に恵まれていると思うし、私より辛そうな人は身近にたくさんいる。
でも「死にたい」というのは理屈じゃない。ただそう思ってしまうだけで、どういうことなのか私にもわからない。
昔は希死念慮がある人ってものすごく辛い出来事があって鬱病になっちゃった人しかいないと思ってたから、こんなにも身近なものだったなんて知らなかった。
今は実行に移すなんてとてもとても考えられないけれど、今より辛い状況になった時どうなるのか不安でしかない。