過去の話です。どうしても忘れられないけれど身近な人に話すことも出来ないのでここに吐き出させて下さい。
長文で読みづらいものですみません。
中学生になってから酷い苛めに合いました。担任や周囲の大人も当てにならず、ズタボロの日々の中で一人の先輩と出会いました。結果論ではありますが、苛められていた私を助けてくれた事が出会ったきっかけでした。段々と一緒にいる時間が増えて、学外でも遊ぶようになりました。先輩は目付きが鋭く怖い印象の人でしたが、接するうちにその優しさに気づいて私は先輩の事を好きになっていました。その頃の私は人間不信が酷く、自傷行為や自殺未遂など問題行動が多かったのですが、先輩はそんな私を否定せずに寄り添ってくれる唯一の存在でした。ある時、先輩の家に行く機会があったのですが、そこで私は先輩の持つ傷に触れてしまい、先輩も傷ついてきた存在で、苦しみながら生きている人だと知りました。そこからますます先輩が好きになって焦がれると同時に、私も先輩を守りたい、救いたいと思うようになりました。
忘れもしません。高校に入った夏休みの時です。先輩が自殺したと知りました。死ぬ前に私に向けて書いた手紙がありました。手紙の最後には、私に向けての愛の言葉がありました。
未だに先輩の事をずっと考え続けています。私は彼を救えませんでした。彼を見殺しにしてしまいました。
私が本当は死ぬべきだったのに。私に死ぬなと言っておいて、彼は私をおいていってしまいました。後を追おうとしたこともありましたが、失敗に終わりました。いま思えば彼へ抱いていた好意は唯の依存でどうしようもないエゴだったのでは無いかとも思います。あれ以来どうにも糸が切れたような、心に穴が空いたような感覚が続いていてどうにもならないのです。