面白みのない自分、外面ばかりを守る自分が嫌いです。
20歳になり、大人の仲間入りをしてから数年、人と関わる機会が増えて会話をする度に、自分の意見や思い、生活、趣味、感情など、「自分」を持つことの大切さに気づかされます。でも、それぞれが自分の意見や素直な考えを伝えている時に私は、相槌や当たり障りのない返答しかできなくて、なんて自分は薄っぺらい人間なのだろうと、自分自身が外面を取り繕うのに必死なことに気が付いてしまいました。
真面目で優秀そうに見えるという私ですが、中身は怠惰そのもので、やらなければいけないこともギリギリまで伸ばしてしまうし、約束は忘れやすいし、やりたくない事はとことん避けて通る性格です。でも、真面目で優秀という甘美な言葉は、私にとって心地がいいので、この他人から見た私の印象を何とか崩さないように、ダメダメな自分に気づかれないように、と、弱さや悪いところを隠して真面目な人を真似して、あたかも自分は真面目で優秀な人だというフリをして、外面ばかりを保っているうちに、愛想笑いしかできない、「自分」をもてない、より一層ダメ人間になってしまいました。
私だってこの20数年間、頑張ってきたことや自信をもてることはあります。その中のひとつのダンスでは、向き合ってコツコツと努力して、これが私の踊りだと表現できる程にまでは成長しました。でも、私の踊りを見て言われたのは「まるで教科書みたいな踊りで面白みがない」との言葉。よいとされるもののフリを長年続けてきた私には、良いものを模倣することが習慣となってしまい、「自分」を作るなんてことができなくなってしまったのです。私自身は真似ばかりの、空っぽで面白みのない人間なのだと改めて気付かされてしまいました。
教科書みたいな踊りがいけないことではないとはわかっています。努力してきたことは基礎となって実っていることもわかっています。そして、完璧な人間などいないことも頭ではわかっています。けれど、良いとされるものから抜け出して自分をさらけ出すという行動から逃げてきた私は、本当の自分を見せることが怖くて怖くて、とてもできません。失望されないか、見放されないか、突き放されないか、そんなことばっかりを考えて、外面という仮面で自分自身を守ることしかできないのです。飲み会の場などで「私、この前〇〇しちゃって。」なんて、自分の弱みをきちんとさらけ出せる人が羨ましい。私はなんでこんなに外面ばかりをよくする臆病者になってしまったんだろう。
私だって頑張って生きてきたのに、自分は愛想笑いばかりでペラペラな人間だと、自分自身を否定するのも、悲しくて辛くて。それでも、私と話す人も当たり障りのない会話しかしてこないのは、きっと私がそんな人間だからで…
私と話していても楽しくないんだろうな。私と一緒で申し訳ないな。そんな思いを抱えてしまうのがとても悲しくてやりきれません。
私だって、一人の人間です。悪いところもあるけれど、きっといいところもいっぱいある。私だって、面白みのある人間だって、私は私なんだって、胸を張って生きて生きたい。自分で自分を認めてあげたい。自分で自分を好きになりたい。
そうなるためにはどうすればいいのでしょうか。きっと誰もが自分自身と葛藤しているだろうに、こんなことをつらつらと恥ずかしげもなく吐き出しているのは、甘えでしょうか。
だらだらと乱文をすみません。
やり場のない気持ちをどなたか汲み取っていただけたら嬉しいです。同じような思いを抱えている方がいれば、よろしければ教えてほしいです。
臆病な自分から少しづつでも抜け出せますように。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
外面を良く保つことができるのは、中身も伴っているからです。内心どんなに怠惰であろうと、他者から見た外面が優秀なら優秀なんです。それに気付いて。
あなたが外面ばかりで自分が無い、と強く思ってしまうなら、それは自分に厳しい視点を持てる人だからです。こうして己の未熟さに悩める人は、思慮深い方が多いです。本当の自己表現なんてできる人は、環境に恵まれたほんの一握り。周りに合わせられることの方が、美点です。大丈夫だから、安心してゆっくり自分と対峙してあげましょう。
ななしさん
すいません、私の勝手な思いつきなんですが、Twitterで裏アカを作って、自分の失敗談や自分のありのままの気持ちを書いてみてはどうでしょうか。
Twitterなら、他人にどう思われるとかあまり気にしなくていいのではないでしょうか。
フォロワーがいなくても独り言のようにつぶやくだけでもいいと思いますし、フォロワーができたら、Twitterで人付き合いすれば、実生活での人付き合いの練習になるのではないでしょうか。
素直なありのままの自分を、自分の内面に閉じ込めてしまっているような感じがするので、それを少しずつ解放するようにしていけば、周りの人に対してもさらけ出せるようになるんじゃないかなぁと思うんです。
見当違いだったらごめんなさい。
それと、参考になるかどうか分かりませんが、私は自分の経験談からこれならウケるという鉄板ネタ、いわば「すべらない話」をいくつか持っていて、仲良くなりたい相手には話すようにしています。
小瓶主さんにも、これまで生きてきた中で、人に聞いてもらえば必ず相手が食いついてくるようなネタがあると思います。思い返してみて下さい。
小瓶主さんが何かをした話でなくていいんです。ちょっと変わった経験、変な人に遭遇したとかでもいいし、家族の話や近所の人の話でもいいです。
「ウケる」というのはこちらにとっては快感ですし、そこから打ち解けることができますので一石二鳥。
生真面目で堅物で面白味がないと思っていた人と喋ってみたら、実はおもしろい人だった、と分かればなおさら、ギャップ萌えで一気に親しくなれそうに思います。
なんか芸人さんみたいでごめんなさい。
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