高3の引退1ヶ月前にソフトテニス部を辞めてしまいました。
当時私は部長をしていたこともあって、毎日かなりのストレスを抱える生活を送っていました。
ソフトテニスは基本ダブルスで行う競技なので必然的に自分の相方(ペア)ができます。
1年生の頃、私は当時の部長とペアを組んでいました。高校に入ってすぐに彼女もできて最高に楽しい時間を過ごしました。
しかし、そんな時、チームメイトのOが根も葉もない容疑で私を生徒指導につき出しました。彼の言い分は
「私がO以外の部員だけでご飯を食べに行ったり一緒に帰ったりしていた」というものでした。
ですが直ぐに容疑ははれ、同時に部活内であるルールが作られました。
「部活動の登下校を含めて部員とはプライベートでは関わってはいけない」というルールです。
私と他の同級生は渋々そのルールを受け入れました。
それからオフシーズンを挟み、高2の春になりました。
私は1つ下の学年の子とペアを組んでいました。
私もペアの子も中学時代に好成績を残していたので顧問やコーチからかなり熱く期待されていました。
そんな時、ペアを組んで初めての大きな大会で私たちは不甲斐ない結果に終わってしまいました。当然、顧問やコーチからはそれなりのプレッシャーがかけられました。
ペアの子はプレッシャーに負けて退部してしまいました。
私はなんとか踏みとどまって部長をつづけていました。
部長でもありエースだったので部員からも同じようにプレッシャーをかけられました。
それからテスト期間を挟んで2週間ほど経った頃から同級生のOは1年時に決めたルールを無視して、私以外の部員(後輩を含む)を束ねて外食やカラオケなどに平日でも平気で行っていました。
私は何度も何度も注意をしてそれでも聞かないので生徒指導と顧問に相談しました。彼らの返答はこうです。
「Oはそういうやつねん、社会に出たらそんな奴ばかりだぞ?そんな小さなことを気にするな」
私は部活に行くのがバカバカしくなりました。Oが相談すれば部活に新たなルールができ、部長である私が相談すれば気にするなと言われ、流されてしまう。
それ以降一致団結して技術を高め合おうなどという心境に至ったことは一度もない。
部活に参加していたのも
「自分は部長だから行かなくてはいけない」
そんな気で時間だけが過ぎていった。
2022年を迎えて直ぐの頃、私は兄貴の背中を追って難関大学への進学を決断した。(私の高校は偏差値50程度の工業高校)
私は部活が終わった後、最低でも5時間は勉強時間を確保して死ぬ気で勉強していた。
そんな生活が何ヶ月か過ぎて、私は3年生になった。
正直言って心身共に疲労が限界以上に達していた。
4月下旬、最後のシーズンの開幕戦があった。加えて私には自分のレベルを確かめる大切な全統模試があった。学校では実施されないので個人で申し込まなくては行けない大切なテストだ。
大会会場は片道3時間くらいかかるので、顧問が運転するバスで向かうことになった。
大会の結果は非常に残念な結果だったが私はそれ以上に模試の申し込みが正しくなされているかが気になっていた。
バスの中はいわゆる動物園状態(周りの友達とはしゃいでいる人たちでいっぱいの状態)になっていた。
私はどうしても模試の受験番号が気になり、私のiPhoneの画面は絶対に間違えてはいけない模試のログイン画面
で止まっていた。すると、突然私のiPhoneに大量のエアドロップで共有されたおふざけ画像が送られてきた。その数は1000枚以上に及んでいた。
私のiPhoneは負荷に耐えきれず電源が落ちてしまった。
私は急いで再起動したが模試のログイン画面には赤文字でこう書かれていた。
「不正な操作が行われたためログインできなくなっています。」
私は怒りを抑えきれず、バス内で怒号をあげてしまった。その一件は学校全体で問題になり、あと一歩で校内に第三者委員会を設置して犯人を調べることになりそうだった。
私の中に部活を続ける意味は残っていなかった。
私はその一件をきっかけに退部した。
それから1ヶ月、私は後悔と自己肯定を繰り返している。部活を続ける意味はないと思っていたが少しだけ残っていたことに気がついた。
それは、
大っ嫌いな部活に負けないくらいテニスが好きなこと
でした。私はとても後悔しています。
本当に私のこれまでの選択に間違いはあったのでしょうか。
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ななしさん
周りが悪くて、あなたは何も悪くない。
その難関大学でテニスをできるサークルがあることを願っています。
大丈夫、やめて良かったと思いますよ。
そんな中の部長、よく頑張りましたね。お疲れさまです。
逃げることは恥じゃないんです。逃げるだけの勇気を持ったということなんですから、素敵なことですよ。
私は今、中学二年生になってからバレー部を辞め、吹奏楽部に入部しましたが、本当に楽しい日々を送れています。
逃げて良かった、そう思える瞬間があなたにも訪れますように。そしてあなたが幸せになれますように。
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