自分に正直とは?
人と違う自分に気づいた時、その違いをどのように受けとめ、どのように表明するか。それが自分に正直であるということじゃないかな。自己主張ばかりが自分に正直だとは限らない。物事を円滑に進めて行くには、人に合わせる事も必要になってくる。それでも譲れないものが誰にでもあるものだ。
私の場合、高校1年でドロップアウトして小説から始まり心理学から宗教、哲学にどっぷり浸かってしまったために、職場で人の悪口を陰で言い合ったり、同調を求めたりというのに激しい苦痛を感じてしまう。また生来、競争意識に乏しく、勝ちを争うゲームに興奮はせず、我が道をゆく方へと勝手に導かれて行ってしまう。嫉妬や競争のある場所に留まっていられるのにも限界がある。
逆の立場で、悪口を誰かに言わなければ病気になってしまったり、誰かと勝ち負けを競ってエキサイトしなければ生きている実感が湧かなかったりする人間もいるのではないだろうか。
両親から受け継いだ性格や育った環境の違いから多くの誤解が生じているのが現代人の悩ましい人間関係なのです。
ただし誰もが共通して自分に正直であるべき問題があります。自分で分かってやった事を「やってない」、やってない事を「やった」と嘘つく事はいけません。できない事を「できる」、できる事を「できない」と言うのも、やってみないと分からないうちはいいが、分かっているなら言ってはいけません。
かく言う私ですが、未だにそれができていないのが現状です。怒られるのが怖くて、大切なものが奪われる気がして、やってない事をやったと言って後でこっそりやったり、やった事をやってないと記憶違いや勘違いにしてしまったり、本当はまだできないのに「できる」と言って、できるのに「できない」と言って相手の感情を逆なでて自分が傷つかないように顔色をうかがっているのです。
社会人として仕事をしてゆく上で、そのような嘘は絶対にしてはいけないのです。しかし、自分を守るために咄嗟に嘘をついてしまうものではないでしょうか。大きな代償を支払ってから気づいたというのでは遅いのです。
仕事ができないというのは、そのような嘘をつく人を言います。覚えるのが苦手だったり、不器用で何度もつっかえたりというのはその次です。むしろ仕事ができると思い込んでいる人ほど、そんな初歩的な事もできないで威張っているのではないのでしょうか?
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ななしさん
そうですね...
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