まず、リスカをやめよう。
リスカは、切った時に痛みを抑える脳内麻薬が出る。それが、多幸感も与えてくれるから、リスカすると幸せな気持ちになる。一瞬だけ。
でも脳内麻薬は、中毒性がある。
痛みを抑える脳内麻薬は、とても強い。
本当のドラッグと同じ、何回も欲しくなる。
そのうち、脳内麻薬が無いと、辛くなる。
でもじゃあもっとリスカをすれば良いって事にはならない。身体はリスカの痛みには慣れてしまい、脳内麻薬が出なくなる。
そうすると、もう辛いだけになる。
リスカによって、辛さの感覚がおかしくなってしまってる。脳内麻薬が出てないから辛いって状況だと思う。
だから、ドラッグをやめる方法と同じで、絶対リスカをしないで過ごしてみて。
もしかしたら、何年もかかるかも知れないけど。
それから、リスカする時の脳内麻薬とは違う種類の脳内麻薬がある。それは、凄く美味しいもの食べたり、感動する映画をみたり、恋をしたり、なんか目的が達成された時に出る。でも痛みを抑える脳内麻薬より全然弱い。だからリスカをする人は刺激が足りなくてリスカに頼る。だけど、リスカをやめて、そういう事で少しずつ幸せを感じる訓練をして欲しい。
多分、リスカによって脳の感覚がズレてしまった事が、あなたが幸せな状況でも幸せを感じられない理由だと思う。