死にたくて死にたくてたまらない。
こんなこと思うようになったのはいつからだろう。
大学の志望校を決める際に、母親から「女の子なんだからあんまりいい大学行かなくても…」と言われた時?
「結婚したくないし子供も産みたくない」と父親に言ったら、「結婚しないでどうする。ごめんけどお前の考えはおかしい」と言われた時?
その会話を聞いていた既婚者で子持ちの姉に蔑まれるような目で見られた時?
親戚の集まりで「やっぱり女性の学歴が高いと男性は寄ってこないのよね」という言葉を耳にした時?それとも女性陣が片付けをして子どもの面倒を見ているのを傍らに男性陣がお酒を片手に喋りながらそれを眺めていた時?
どれが最初だろう。もう分からなくなってしまった。
もしかしたら最初なんてないのかもしれない。地球上どこを探しても男女平等が達成されている場所なんてないけれど、私の住んでいるこの九州という地は男尊女卑の文化がまだまだ根強い。
みんな、差別していることも、差別されていることにも気づいていないくらい深刻。
どうしてもこの九州という地から離れたくて就活は関東の企業をメインに行い、ありがたいことに内定を頂くことが出来た。
でも働き始めて想像と違ったらどうしよう。九州みたいに平気で女性を差別して踏みにじる場所だったらどうしよう。
さっきも言ったように地球上に男女平等が達成されている場所なんてどこにもない。
日本なんてジェンダーギャップ指数がずっと下位じゃないか。
期待するだけ無駄だろう。こんなゴミみたいな世界で生きていたくない。
「○○ちゃんが幸せならそれでいいよ」と言ってくれた祖母はもう亡くなってしまった。
きちんとしたものではないけど、遺書も書いた。家族には復讐したいし、後悔してほしいから、今まで私が思ってきたことを書いた。恨み辛み全部書いた。親にとっての一番の復讐は私が死ぬこと。きっと子供が死ぬことが一番辛いはず。どうか後悔してくれますように。
早く死にたい。