自傷を始めたきっかけはほんとに偶然だった。
目の前で兄と母が喧嘩してる声に耐えられなくなってうるさい!ってシャーペンを持ってる手を振り下ろした時に手の甲に当たって深く刺さったこと。
別に故意じゃなかった。でも私の中で何かがプツンと切れた。
ダメな自分への戒めなんだって、誰も自分を罰してくれないからっていう気持ち。自分が傷ついてることを可視化して安心したいって気持ち。色んなのが混ざって何度も自傷をしてきた。
先生はすぐに気づいて話を聞いてくれたけど大層な悩みも持ってなくて些細なことで悩んでる自分に嫌気がさした。でも先生は否定しなかった。自分を守る手段を見つけて偉いって褒めてくれた。嬉しかったな。
今はもうしてない。って言いたかったけどやっぱり無理でした。あんまり深くじゃないけどね。これからはもうしない。大丈夫だよ。