いつも暗い話ばかりしているのでたまには嬉しかった話もしてみようと思う。
僕はかつてホテルでアルバイトをしていた。
レストランでお客様のご注文をお伺いしたり、料理を持ってきたり、下げものをしたり。
ウェイターのようなものかな。
ある日、中国人の方々が団体でやってきた。
その中のお客様の一人が僕を呼びつけた。
ぱっと見は高校生ぐらいの年代の女の子だろうか?どうやら日本語が少々苦手なようで、メニューを指差しながら中国語で何かしら喋っていたが…当然まるで分からない。
状況から察するに注文がしたいのだと判断し、オーダーを受け付けてその品を持ってきた。
本当にただそれだけだったのだが、その女の子はぱあっとという効果音が似合うほどに本当に嬉しそうに笑って中国語で嬉しそうにオーバーなほどにお礼を言ってきた。
何を言っているのかは最後までさっぱり分からなかったけど、ただ料理を持ってきただけであそこまでに嬉しそうにしていた人は後にも先にも見たことがない。
お客に店員に対してお礼を言う義務はない。それでもやはりお礼を言ってくれる人がいると本当に嬉しいことこの上ないのだ。
辛いことも多かったアルバイトだったが、あれだけでお釣りが来る。
中国語が分かるなら彼女に「お礼を言うのは僕の方さ」と言いたいくらいだ。
彼女の影響だろうか、僕はレジの店員さんにもお会計をしてくれた時には常にちゃんとお礼を言うようになった。
周りからは「金払ってるんだから礼なんていらないでしょ」と不審がられるけど、構うものか。
もう会うことのない、遠く離れた異国に住む彼女が幸せでいてくれますように。
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ななしさん
小瓶を読み、感動しました。
あなたの小瓶に出会えたことは、今日一番幸せなことでした。
元気が出ました。ありがとう。
中国の女の子も、あなたも、幸せでいてくれますように。
ななしさん
こういう連鎖っていいですよね。
私もごく当たり前の事をしただけなのに、すごく嬉しそうにありがとうって言われたことがあって、自然とありがとうの気持ちを伝える習慣ができました。
だから、小瓶主さんのお気持ちとてもよく分かります。
ななしさん
小瓶主さんへ、
とても素敵なお話を共有していただきありがとうございます。
そうなんです、誰かのちょっとした言葉や行いが他の誰かの心に響くってとても素敵なことだと感じます。
そしてもし、その「他の誰か」が、また、ほかの誰かの心に響くようなことができたなら、それはさらに素敵なこと。
そんな素敵なことの連鎖反応が起こったならば、この世はもっと、もっと生きやすい所になると感じます。
その異国に住む彼女さんは、きっと幸せな人生を送っていると私は思います。
ななしさん
こういう方こそまさに「お客様」ですね。
働いている人が働きやすいような態度を心掛けていきたいですね。
ななしさん
いい小瓶(*´ω`*)
接客業でのサービスが当たり前だと思って、すごく横柄な人がいるけど、それは違うと思う。
仕事のうちかもしれないけど、お互いが気持ちよくやり取りするために、感謝の気持ちを表すのは悪いことじゃない。
主さんと同じように、私も礼を言うように心掛けてるよ。
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